「才能溢れる人」とはまさにこういう人のことを言うのだと思う。
サンバのリズムもこなせれば、メロディアスなバラードまで幅広く、
彼の曲を聞いていると色んな景色が見えてくる。
そして聞き終わった後、凄く優しい気持ちになった。
中島美嘉さん、ケミストリーをはじめ、様々なアーティストに曲を提供しているが、
本人が歌うバージョンもどれも非常に心に響く。
特に02年W杯のオープニングテーマソングになった
「Let’s Get Together Now」は是非聞いて欲しい!
久々に「カッコいいピアニスト」が現れたなー、というのが第一印象。 とかくポップス系の弾き語りピアニストはプレイが控えめで印象が薄いことが多かったりする。歌う曲もスローバラードが多かったりして、俗っぽくいえばカッコよさの点でギタリストに負けていることが多い。 そんな中で、ブラジル音楽がルーツという川口大輔のプレイスタイルはピカイチである。コードの掴み方にしても、打楽器のように鋭いタッチにしても、ギターにも負けないリズムの刻み方にしても、ポップス系というよりジャズ・フュージョン系なのだがその姿が実にカッコいい。 また、ボーカリストとしても非常に魅力的な声を持っている。バリトン声域で少し甘め、ややうねりのある声質がすんなり耳に入ってくる。 そして、演奏する楽曲は紛れもなくライト&メロウなポップスであり、ラテンフレイバーなリゾートミュージックである。ラテン系のリズムを取り入れるにしても、3/2クラーベの5拍目をあえて16分遅らせたルンバ・クラーベにする(M-01「Memory Lane」)など非常に柔軟な発想をもっていて、コンポーザーそしてアレンジャーとしてのセンスを垣間見ることができる。 印象的なピアノリフが聴けるリゾートポップの傑作M-02「Sun Shower」、美しいメロディラインをもつミディアムバラードM-05「星の呼吸」、一発録りの気迫ある演奏を聴けるライブオープニング定番曲M-12「10月4日のテーマ」など、全編を通して実に爽やかなアルバムで海辺のドライブのお供には欠かせない1枚といえる。
以前にnot aloneを聞いてから、川口大輔のファンになりました。しかし、なかなかアルバムが見つからず、app storeでも楽曲が配信していないので、なかなかほかの曲を聴くことができませんでした。今回、このアルバムを購入して聴いたところ、予想以上にどの曲も完成度が高く、特に私は、砂粒みたいに、にはまってしまいました。最近川口さんは自身のアルバムはリリースしていませんが、またぜひ完成度の高いアルバムをリリースしてもらいたいものです。
この本を読めば、海上保安庁の成り立ちから現在の人員、保有する船舶や航空機、銃をはじめとする装備や海上保安庁を取り巻く環境など一通りの事が分かります。また、海上保安庁に関する知識を持っている人でも、さらに深く知ることが出来ます。SSTに関する事も書かれているので、興味がある方は、一度読んで損はないです。
・コーチングなど実践指導の要領などコンパクトにまとめている。 ・社内コンサルティング、ダイアログなど幅広く言及している。 ・組織開発という意味では、行動様式など文化的議論に物足りなさを感じる。組織開発は非常に広くとらえることができるが、表題として使用するには多少疑問は残る。 ・網羅的である分、分散的な印象を与える。 ・コーチング的書籍の全般的傾向であるが、仮説を持たない者がコーチングをしても、音頭取りのようで、結局アウトプットに繋がらず、結果、組織開発とは逆効果になる可能性がある。コンサルティングとはコーチングとは異なる。その点で総合3点とさせていただいた。
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