原作の好きな方は絶対お勧めです。 その面白さが詰め込まれています。
ボクシングを扱った漫画アニメにおいて唯一無二ともいうべき作品。Blue-lay BOX化をこの数年待ちわびていたが、分売はされどもBOXには未だなる気配も無いので全編みられるアイテムとして決断して購入しました。
私は「あしたのジョー」をよく知らなかったんですが、このゲームはキャラクターがしゃべってくれるのでアニメを見ている感じで、「あしたのジョー」が好きな人も、まだよくしらないという人も楽しめる作品だと思います。 あと、ジョーの声がどうも聞き覚えがあると思ったらあおい輝彦さん(前の助さん)なんですね。ちょっとビックリでした。
矢吹ジョーにとって生きるということは、ただ目の前の敵を倒すことだけがすべてといってもいいでしょう。 粗野で自分勝手ではありますが段平や2人の女性、子供たちに愛されます。 この漫画を読んでいると 「ジョーみたいに真っ赤に燃えて白い灰になりてー」 と純粋に思うことができます。 そんな世間一般の価値観から解き放ってくれる正真正銘、本物のヒーローです。
私は幼稚園児のころ(昭和52年~53年ぐらい)、TVで「あしたのジョー」の再放送を見て、衝撃を受けた!もう夢中になってTVにかじりついたのである。エンディング曲は、おぼたけし氏の「美しき狼たち」であった。私の中ではTV版のエンディングは、ずっと「美しき狼たち」だと思っていたのだが、大学時代あらためてビデオを見て、オリジナルのエンディングが演歌調の全く別の曲「ジョーの子守歌」だったのに驚いた!後でわかったのだが、TV版の再放送では、劇場版「あしたのジョー」のテーマ曲が使われていたのである。それにしても、「あしたのジョー」を取り巻く楽曲は美しい。どれも個性的でいいのだが、おぼたけし氏の歌う「美しき狼たち」と「果てしない闇の果てに」は絶品である。せつなくも美しく、男達の哀愁が漂う。おぼ氏は実に歌がうまいのである。文句なく、オススメの一枚!!
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