猿害を防ぐための猿追い犬・モンキードッグ。 始まったばかりのこの取り組みをコンパクトながら濃い内容でまとめた実用書。
著者は自身でモンキードッグ4頭を訓練し、他8頭のモンキードッグの運用にかかわってきた経験者。 ・猿を追いかけ・人や犬に危害を加えず・呼び戻しが可能 この条件を満たし中型サイズ以上の犬であればどんな種類でどんな来歴の犬でもモンキードッグの素質があるという。(表紙を飾っている頼もしい犬は雑種犬のラッキーさん・元捨て犬)
トレーニングだけでなく、法律、行政との協力や地元住民の理解、応急処置や効果的な運用方法、もしものトラブルまで掲載されておりモンキードッグに関する必要な知識が広くまとめられている。写真やイラストを使って読みやすい構成なのも好印象。健康管理や訓練(藤井聡氏の訓練方法を基調)がややマニュアル的なのは使役犬というジャンルに属することを考えればやむを得ない。
行政による補殺で解決しようとするのではなく、現地で生きる人自身の手によって猿害を防ぎ共存してゆきたい。ただモンキードッグの美点だけではなく手間がかかることや軽い気持ちで出来ないこと、リスクについて書かれている点などに誠実な姿勢が伺える。猿が憎い訳ではなく、それどころか猿たちを彼女と呼ぶ著者の想いを感じる本だった。2005年に日本でモンキードッグの育成事業が始まって約7年。まだほとんど確立されていない分野だけに、今後ひとつの指針となる本かもしれない。
猿害に悩んでいる方やモンキードッグに興味のある方は一読をお勧めします。
※「働く犬大全」に掲載されていた日本初のモンキードッグ「クロ」に対する記述もあります。
友人の家にあり、我家用にも購入しようとネットで探しましたらアマゾンに納得の値段であったので、早速購入しました。 日本で売っているものと、米国で売っているものとは顔が違うので、米国の友人にもプレゼントしようと、沢山買ってしまいました。日本人好みの顔は何だかとぼけていて置いてあるだけで笑えるような気がします。でも、電源スイッチの位置が何とかならないかと思います。OFFしにくいです。
いい曲ばかりです。
電池を入れるまでが少し手間どりましたが・・・ 我が家の愛犬に見せて遊んでいます♪
昔からの笑い袋の現代バージョンですね
ワンちゃんの顔もユニークで笑い声もマッチしてる
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