前作「ジュゲーム〜」が面白かったので購入。 ブルボンのゲームの見方がおもしろいなぁ。 ちょっとマイナーなゲームが多いので、ツカミの面ではジュゲーム〜の方が万人受けするのかもしれない。
タイトルに惹かれて買ったのですが、すごくおもしろかったです。ちなみにジュ・テーム・モア・ノン・プリューはセルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの1967年(だったかな?)の曲です。
芥川賞作家、長嶋有の小説15作品を15人の漫画家が漫画化するという企画本。 藤子不二雄Aが表紙を描いていてそこが手に取りにくかったですが、他漫画家へのオファーをする際に役に立った”藤子先生も参加の安心企画!”というのだからこれはこれで良かったのでしょう。
作家陣は大御所・萩尾望都から昨年デビューの新人オカヤイズミまでバラエティに富んでおり、雑誌のような幅広さがあります。贅沢な”アックス”みたいな感じでしょうか。ただ普通の雑誌であればそのバリエーションゆえに「どうでもいいマンガ」、「好みじゃないマンガ」が散見されるのですが、今回の企画についてはすべてマンガ原作者が同じであるのでここに一定のクオリティというか方向性というかテイストが明確に決まっています。これにより大変読みやすく、400頁を超える分厚いこの本を大変楽しく読むことができました。
また、全マンガ作品について原作解説、マンガ解説、漫画家紹介がしっかり書かれていて、コラボ裏話やこの漫画家初めて読んだけど他にはどんなの描いているのかな?といった読者が読後に感じるであろう興味の部分についても丁寧にフォローされています。長嶋さんの原作力、編集力、サービス精神は大変素晴らしいです。
大変満足度の高い作品でした。掲載漫画家の2-3人を知っている人なら、買って損することはまずないと思います。おすすめ。
「猛スピードで母は」とか書いた作者のエッセイ本。
小説が面白かったからエッセイはどんなかなって興味を持って購入。
さらに、本の見た目も手にとりたくなる感じ。そして、本の帯がまた
水色・白・黄色のボーダーになっていて表紙とマッチしてとても可愛い。
そんな訳でビニールかかっていて中読めなかったけど購入。
カバーをはずしたところも、また技があって「ぷぷぷっ」って楽しめた。
内容は、エッセイだから日常の事だけど、長嶋有の想像とか妄想とか
そんなことが書いてあって、電車では読めない。おかしすぎる。
「ふふふ」とか「あはは」とか「ぷっ」とか必ず出てしまう。
どの題名のエッセイも笑わずには読めません。
アヒルと鴨のコインロッカーから中村監督作品はチェックしています。 ジャージを見に行った時は疲れていて、もしかしたらゆるすぎて眠ってしまうかな?と思っていたのですが、見始めたら確かにゆるいんですがあっという間にエンドロールでした。 東京から離れてゆっくりする二人、何も起こってなさそうで何か起こっている、堺雅人、鮎川誠またダンカンや水野美紀など俳優陣の絶妙の会話が作り出す独特な雰囲気や間、日常と非日常が交差しながら物語は進んでいき、気付いたらジャージワールドにつかっていました。 やみつきです。
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