15年程前、借りてきたレコードで初めて聴いたとき‘ナンなんだこのおっさん!カッコよすぎ!’と1ラウンドK.O.されてしまい、私的スゲーギター弾きランキングにおいてジミヘン、クラプトン、S.レイボーン、ロイブキャナンを抜いてNO.1に躍り出た記念碑的無敵の作品、誤解を恐れずに言えばクラプトン、S.レイボーンはフレディーキングの影響無しでは存在しなかったんではないか?とまで言っていいんじゃないでしょうか、60年代初期オーソドックスなBLUESにハイテンションギターで一時代を築き、多くのギターリストに影響を与えた彼の進化した74年のアルバム、ファンキーなホーンセクションと強力なリズムセクションをねじ伏せる存在感抜群のハイテンションかつ感情的に爆発したギターの音!野太い声!長年探してたのにこの値段安すぎるぞ!なめとんかー!
ずいぶん懐かしい感じのするシリーズ最新作。 楽しいミステリ、の一言です。 次は、いつ会えるのかなぁ……
「デルトラ・クエスト」シリーズで大人気を獲得したオーストラリアのべテラン女流児童文学作家ロッダさんのミニ動物童話の新シリーズの開幕です。このシリーズは全10巻で毎回主人公が変わってユニークなネズミたちが大活躍します。一話は表紙イラストを入れて正確に48頁と短いですし、小さなお子さん向けという事もあってそんなに複雑な物語は期待できませんが、それでも人間の世界で起こるさまざまなドラマをモデルにして、ネズミの町の住人たちの物語に置き換えた‘ちょっといい話‘が楽しめます。また、さくまゆみこさんの訳、たしろちさとさんの絵で作者ロッダさんの作品のイメージをふくらませ、女性3人で作られたとても優しい仕上がりの絵本になっていると言えるでしょう。 ネコイラン町のチュウチュウ通り1番地に住んでいるゴインキョは、大きなお屋敷にどっさりとお宝チーズを持っています。ある日ゴインキョはドアの手前で一通の手紙を見つけますが、それはお年寄りへ泥棒に注意を呼びかける警告文でした。 このお話はひとり暮らしの老人ゴインキョを騙してお宝を盗もうと企む悪い泥棒と、偶然に家に忍び込んだ家なしの貧しい若者ネズミ、そしてご近所の大勢のネズミたちが登場して繰り広げるミニ・ミステリー風ドラマになっています。作者は元々大人のミステリー作家だった方ですが、この絵本のトリックはいたって単純で誰もがすぐに仕掛けに気づくでしょう。でもこの本で作者が言いたかった事は、悪い行いは長続きせず必ず滅びる、困った時はお互いに助け合うご近所づきあいの大切さ、貧しい若者を見捨てずに助けてあげる思いやりの心、世知辛い世の中でも決して心をひねくれさせてはいけないという教え、お金持ちが物を自分ひとり占めにしないでみんなで喜びを分かち合う寛容な心、等々だと思います。とてもシンプルな絵本ですが人として大切な事を教えてくれる中々に意義深いシリーズだと感じまして2巻以降も楽しんで読もうと思います。
ブルースのイメージ上、好き嫌いはあるでしょうが、 個人的には好きなアルバムの一枚です。 一曲目からガツン!ガツン!きてます。きてます。
偏愛するブロック、<泥棒バーニイ>は大好きなシリーズ作品である。その軽妙洒脱な語り口と展開!それはもう愉しさの極致。・・・「泥棒は図書室で推理する」(1997)は、その第八弾。本を読む喜びを間違いなく与え続けてくれる作家と作品に感謝するばかりである。
今回のバーニイは、ある稀覯本を求めて片田舎の古い屋敷を改造したホテルの図書室へと出かけていく。その本というのは、チャンドラーがハメットに贈ったという献辞入りの「大いなる眠り」である。まさにこれは、探偵小説ファンなら垂涎ものの本、いや垂涎もののプロットではないだろうか!
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