『シルバーシート』はベテラン俳優の豪華共演且つ今でも社会問題になっている老後について考えさせられる 『墓場の島』は芸能人の不自由さと当時の若者の傾向 『別離』第四部に繋がる重要な話及び男の弱さ
なつかしいですね。「肝っ玉かあさん」「ありがとうの歌」が聞きたくて購入しました。今の若い人にはわかんないかな?この名作ドラマを、、、「ありがとう」看護婦編の最高視聴率は56%もとった作品です。(水前寺清子氏演じる新と石坂浩二氏演じる寅之助の結婚式の回)あとアイフル大作戦やバーディ大作戦などなどなつかしさいっぱいのアルバムです。いま40代〜50代の方々(主婦も含む)におススメ商品です。
以前リリースされた10枚組のゴダイゴのベストをサントラパートのベストが目当てで2万円も出して購入したものだったが残念ながらそこには聴きたかった曲「悦子のテーマ」は収録されてはいなかった。メインテーマの他には「冬の樹」と「別離」しか収録されずに終わった「男たちの旅路」ではあったが今回ようやくその渇望を癒すCD化となった。それが紙ジャケットによるアナログ盤完全復刻かと思いきやファンをバカにするにも程がある、封入のライナーノートが何処の馬の骨とも知れぬ輩の書き下ろしのタワゴトであるという。ミッキー吉野が携わったサントラ盤のライナーといったら本人自身が記す裏話こそ読み処ではないか。特に本作の作曲にまつわる裏話など作品を離れてもミッキー吉野のファンにも興味深いエピソードが満載だった筈であろう。是非これら喪われたオリジナル版のライナー及びTV用BGMを収録したミュージックファイルを未だ復刻されていない「いろはの”い”」共々リリースして頂きたいものだ。
男たちの旅路 第4部-全集-に収められた「車輪の一歩」を見た時、その内容の素晴らしさを誰かに話さずにはいられない気持ちになりました。
本当に自分が影響を受けてインスパイアされるテレビドラマなんて、一生の中でそんなには出会えないものですが、この作品には、間違いなく強く強くインスパイアされました。
ドラマ冒頭の、絶望的な表情の車イスの若者たち。なぜ彼らがそのような表情をしているのか・・その謎はドラマが進行していく中で次第に明らかになっていくのですが・・・
不遇に生きていかなければならない悩みと悲しみ・・それでも強く生きようとする人の気高さを、この作品は、脚本の山田太一を中心として、最高のテレビドラマ職人たちの力で見せてくれました。
ちなみに、新人時代の古尾谷雅人や京本政樹が車イスの青年として熱演しているのも見所です。
私は「ふぞろいの林檎たち」が生涯のベストドラマに 既に決まってしまっている太一フリークです(笑)
もう40年近くも前のドラマですよ。 色々なところが褪せて見えるのは当然。 しかし物語全体を貫くメッセージの尊さたるや!!!!! 鶴田浩二の在り方に何かを感じずにはいられません。
今、私は40代。 鶴田浩二ら「大人」の側と水谷豊ら「若者」の側 どちら側の言い分もそれなりに解るようになってきました。 しかし結局、時代や流行を問わず 信念がそのまま生き様になっている様な ぶ厚くて嘘の無い人には誰も勝てないんですよ。 鶴田浩二が語り出すと出演者も視聴者も皆 ぐうの音も出ずひたすら心を打たれるんです。
「古くさいと言う人もいるだろう。しかし私はこういう男なんだ」 こんな台詞、いつか言ってみたいなぁ。 時代に無理に迎合などせず、ただ実直に自身の信念を生きた上でね。
...無理かなぁ...カッコよすぎるもんなぁ(笑)
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