いやぁー、懐かしい、フェミニンという言葉が思い出されます、イケメン兄弟の元祖って感じで、ジャニーズが大嫌いな俺でも、この二人は、憎めないんだよな、出演してる俳優も懐かしいし、内容も新鮮であの日に戻りたいっす。まだ汚れてない、奥菜恵も可愛い。
この商品、友達に薦められ買いましたが使用感はハンパじゃなくキツく気持ち良かったです。 お勧めな一品だと思いますょ(笑)
有名なテレビシリーズも劇場版も見ていないで、本だけ読んだのですが、素晴らしい筆力にぐいぐい引き込まれて、「覚醒」「邂逅」「未来」編と、あっというまに3冊とも読み終わりました。 超能力という使い古された道具を、それを持つが故に社会に受け入れられないという不幸、という新しい見方をしているので、設定に「お決まり」さを感じません。 この作品では超能力は、物質文明に追いやられた人間の「こころ」のメタファーとして使われてるのです。 苦しみを乗り越えて成長していく霧原直人・直也兄弟の物語を追いかけていくと、自分にも彼らと同じ苦しみがあることに気づき、この兄弟がとても親密な友人に感じられることでしょう。 ホラーというより、むしろ読んでいて勇気の湧いてくる小説です。 是非多くの人に読んで欲しいと思います。
かつて深夜放映され、一世を風靡したドラマの漫画文庫版。主人公の霧原直人、直也兄弟を演じたトヨエツと武田真治の繊細な美しさが再び鮮やかに甦る。 生まれながらに超能力を持った苦悩。2人の「自分だけがみんなと違っている」という絶望にも似た孤独感がせつない。自分でも制御できない力に押しつぶされそうになりながらも、ただひたすら純粋でナイーブで受動的な直也と触れるものはすべて切り裂いてしまうほど攻撃的な直人が、研究所を出て自らの意志で生きてゆこうとする時から物語りは始まる。 精神世界に興味のある人なら読んでみては?
もう、すでに15年前の作品であるが、未だに「傑作」だと思っている。いや、「名作」というほうが、相応しいかもしれない。すでに、4、5回見たほどだ。視聴率も良く、その後、スペシャル編が作られ、映画化までされたのは、当たり前かもしれない。それほど、この作品は、(私の中で)気に入っている。
放映当時、(霧原直人役「豊川悦司」)(霧原直也役「武田真治」)の2人とも、それほど人気があったわけではない。この番組を通してみれば、2人の確かな演技力を、垣間見る事が出来る。原型となった、「世にも奇妙な物語」の「常識酒場」「トラブル・カフェ」2本の作品の(霧原直人役「今井雅之」)(霧原直也役「東根作寿英」)2人の主演でも、別に問題はなかっただろう。
飯田譲治氏の脚本、演出の巧さ。構図、センス、カメラアングル、配役の妙、どれをとっても一級品である。つまらない(=駄作)とだと思う作品は、ひとつもなかった。最初から最後まで、物語は重くて暗く、この作品に「笑い。」は一切必要ないといえる。特筆すべきは、飯田氏の「台詞回しの上手さ。」にある。(俳優の「静」(=俳優が、まったく動かない事。)の中に、どれだけ説得力がある台詞を入れられるかで、脚本の力量がわかる。
しかも、この作品「THE OTHER SIDE」は、「オウム真理教」事件を、先取りしているのだ。宗教(この場合は、カルト教団だろう。)によって、洗脳される人間達を、見透かしているのか、見抜いているか。ともかく、この事件が起きる前に、この作品を世に送り出したという事は、飯田氏の「先見の目」があるという事だ。
もうひとつ、特筆すべきは、配役ミスが無く、(無名な俳優でも)下手糞な俳優が、一人もいなかったことだ。当時の俳優が、現在も活躍していることが、何より嬉しい。
この作品は、「直人」「直也」2人の成長物語であったと同時に、善⇔悪、光⇔闇、陰⇔陽などの、人間の本質、真実、に迫った、心に残る作品だったと思う。制作費に、お金をかけなくても、すばらしいドラマができる事を、証明してくれた。
その後の「直人」「直也」は、実写でみたいところだ。「豊川悦司」「武田真治」の15年たった、2人を、今見るのはやはり、無理なのか。「飯田譲治さん、またこの2人の主演、共演で、お願いしますよ〜。」と言いたいところだ。
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