巨大ロボットを操縦する二人の少年&三人の少女&一人の女性。 それをサポートするのが全員メイドさん!(司令官と指揮官は違いますが) しかも熱血少年はロボットの足パーツのパイロットだったりと結構破天荒。 戦闘面でもロケットパンチを撃つ時に、腕部のブースト上げたり足を固定したり、細かいながらもかっこいい演出が。 数々の謎を含んだストーリーとほんのりギャグがキャラクターの魅力を引き出している。 第一巻は導入って感じで、エイジという先の熱血少年が、メイン舞台になる城に来る所から始まって、グラヴィオンが敵を倒すまで・・・というような感じ
アニメソング界では最強の名高いJAM Project。今回もロボット物のテーマソングです。なんと今回、メンバーだった水木一郎兄貴が脱退していました。理由は不明です。その代わり、アニメソングシンガーのきただにひろしが新たに加わりました。兄貴の重々しい歌声に代わり、きただにひろしの高く清々しい声がメンバーに入りました。どちらにしてもJAM Projectの波はまだまだやってくるようです。乗り遅れてはいけませんよ!
一悶着あって、敵が出て、個々のロボットで戦って、最終的には合体。 シナリオのベースにあるのは、男の子であれば一度は見たことがあるであろう、王道のロボット作品を踏襲したものである。 しかしそれだけではなく、非公認組織が世界を救っていたり、メイドが多用されていたりと、今までの王道作品にはなかったような新しいエッセンスも入っている。 ただ、手放しに新しい発想ではないのが残念なところなのだが…
シナリオの構成としては、前半である『超重神グラヴィオン』では謎の深い部分には触れず、ひたすらに熱血ロボットアニメと、結末への伏線を小出しにしているだけで、シナリオの核の部分はほとんど語られずに終わる。 そして後半である『超重神グラヴィオンツヴァイ』では、色々な新要素を出しつつも、多くの話をこの作品の核である様々な謎について語る構成となっている。
前述の通り、前半はほとんど核心に触れない構成だったのだが、単純に熱血ロボットアニメとして楽しめた印象がある。 ただ、後半は様々な謎が明らかになるという、通常一番おいしい部分を担っているはずなのだが、前半で伏線を小出しにして興味を誘っていた割に、展開が安直というか、シナリオの展開が早いというか、あまり印象に残らない内容だった様に感じる。
全体を通して考えると、音楽は作品にマッチしていて秀逸だった。JAMProjectが歌うオープニングや挿入歌は言うまでもないし、前半の最終話で流れたパイプオルガン(?)を使った演出は、音楽を上手く活用していて、とても印象に残っている。 個人的には、YURIAの歌っている前半のエンディングが、この作品で一番好きな曲だったりするのだが。 ただ、制作費が少ないのかアニメーション自体のクオリティは低く、特に人の描写などは、かなりいい加減です。
ロボット作品で思いっきり興奮したい! という方には、オススメできる作品です。
各話ダイジェスト、OP・ED絵、版権絵、初期スケッチ等を掲載。 さらに各キャラの多彩な衣装、メカの各アングルにコクピットや各種武器など、多くの設定画が一通り押さえられているのがポイントです。
難があるとすると、 ・B5判にたっぷり絵を載せているので、けっこう細かくなる。 ・『超重神グラヴィオン コンプリート』と内容が被る。(というか『コンプリート』で不足だった部分を足して詰め込んでいる感じ) ・スタッフトークが大張正己と志茂文彦だけ。 というところでしょうか。 グラビアページは浮いていたけど邪魔になるものでもなし、キャストトークが速水奨しかいないのも特に不満ではありませんでした。
サイズ的に詰め込みすぎの感もあるかもしれませんが、ビジュアル面の資料としては十分なデータ量です。 加えて、 ・グラヴィオンの各技や発進・変形のシ−クエンス、OP絵のバージョン違い、サンジェルマン城の3Dモデル等を収録。 ・設定線画ページには、その設定を描いたアニメーターの名前を併記している。 ・各話のスタッフリストに大勢の原画家の名前まで載せている。(さらにOPアニメのスタッフまで書いてある) などといった「わかっている」編集が良かったので、☆5つにしました。
ファンなら買うべきといった曲がてんこ盛りです。 僕は第3話のメイドさんとサンドマンが歌った曲・・・入ってない!!。 少し物足りなさがありますね。残念。
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