イギリスでは、ミシュランの三ツ星を獲得し、ドバイ、東京、ニューヨークを皮切りに、世界的なレストラン展開に乗り出した、スコットランド出身のシェフ、ゴードンラムゼイ。この本は、彼の波乱万丈の人生を、赤裸々に語った自伝であり、発売前から楽しみにしていた一冊です。
シェフとしての名声を手に入れ、結婚後は4人の子供にも恵まれるなど、一見、順風満帆に見えるゴードンの人生は、いかなる逆境にもめげることなく、強靭な精神力と、料理への情熱を持って邁進し続けた、彼の努力の賜物であることを、この本は教えてくれます。
貧しい家庭に生まれ、父親の暴力に耐えながら過ごした幼少期。プロサッカー選手への夢が絶たれた、挫折の少年時代。そして、料理の道に入ってからも、次々と直面する困難。実話であることを疑ってしまうような、あまりにもドラマチックな展開に、時間を忘れて一気読みしてしまいました。
ゴードンの過去と現在は、彼らしい、非常に感情的な文体で執筆されており、成功の裏に隠された、彼の複雑な心境は、本のタイトル「Humble Pie(屈辱)」として、上手く表現されていると思います。
詳しい内容は、読んでからのお楽しみ。。。ですが、マルコピエールやジョエルロブションとの独裁的な師弟関係、性差別主義者として批判されていることへの反論、そして、ゴードン自身のシェフ哲学が、率直に述べられているあたりは、特に興味深く読むことができました。
「努力なくして成功なし!」と言う格言を、一シェフの実体験をとおして学ぶことができ、また、挫けそうになった時にも勇気を与えてくれる、人生の教科書です。
ロックの魂があります。伝わってきます。ぜひ聞いてください。フランプトンのギターも最高、。
1970年リリースのA&M移籍後の心機一転第1弾アルバム・・・通算3作目です。R&Bをルーツにしたラフなロックをやってます。スティーブマリオット・ピーターフランプトン・グレッグリドレー・ジェリーシャーリーの4人によるブリティッシュロックの良さを伝える1枚・・・1曲目のヘヴィさは、いいなあ!!バンドとして4曲、各個人の曲が1曲ずつの構成になっています・・・個人の曲はそれぞれの個性が反映されています。スティーブは本当黒いなあ・・・ピーターがこのバンドに在籍していたなんて、知らない人も多いのでは。このアルバムは見かけるうちに、ゲットしましょう!!
これは、もう買いでしょう!ギターが、ピターフランプトンからクレムクレムソンに替わってからの1枚です。1曲目からビシビシです。カッコいい オルガンから始まるファンキーな曲です。その他カモンエヴリバディーもいいし、じつはこのアルバムは、スティーブマリオットとステーブンスティルスの共同で制作され曲によってVoやGtで参加しています。あの ステーブンスティルスがこんなハードなアルバムでなんて思う人もいるかとは思いますが、彼は、本質的にロッカーなんですよ!ハンブルパイのスタジオアルバムでといわれれば間違いなくこの1枚です。
他のDVDの宣伝が多く、実質的には4曲入り。いずれも初期の今で言うPV集で、ピーターフランプトン在籍時のもの。#1、#2は白黒で口パク。#3、#4はテレビスタジオライブで実際に演奏している。映像が少ないハンブルパイだけに、この2曲はとても貴重。スティーブマリオットがすでに異彩を放っているのが興味深い。個人的にはSマリオットは歴代のロックヴォーカリストの中でもNO.1だと思っているのだが。DVDとしての中身は薄いが、値段を考えれば満足か。
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