曲数はそんなに多いわけではありませんが どの曲も映画のシーンが目に浮かびます。 そして とにかく1曲目がいいです。 ドライブ中にかければ たちまちあなたも馬車の上!?
ハチャメチャな中に一定の秩序がある。予定調和のような安寧がある。 もしエンターテインメントに黄金率があるとしたら、この作品はそれを 計算尽くしたことで極上のエンターテインメントに仕上がったと言える。
インド映画というものをほとんど見ないので、こういうものが主流かと 考えたが、「モンスーンウェディング」のような作品もあるのだから、 この「ムトゥ」は邦画における寅さんのような定位置を占めるのだろう。
それにしても、ハリウッド顔負けの歌とダンスのミュージカルあり、香港 映画顔負けのカンフー(?)シーンあり、しっかりとしたラブロマンスや 意味深の物語ありで、堂々と大向うを唸らせる映画史を飾る作品である。
インドの庶民向け喜劇は底抜けに明るくどたばたと言われているが、これは本当に際限ないどたばたで、どこまでやるのか見ていて不安になるほどの羽目の外しぶり。それでも最後は喜劇らしくめでたしめでたし。映画ファンなら一度は見ておくとよいでしょう。私は見ていて、この映画の制作現場やスタッフがどのようなものか興味津々となりました。
物欲や富・名声・名誉等だけに執着していると、決して 幸せにはなれない・・・。「徳」を学び続ける事が、本 当の心の幸せなのだ。と、私は解釈しました。最後の大 どんでん返しには驚かされましたが、さすがはインド映 画・・・と感動しました。踊りも素晴らしかったです! でも、日本とインドとの文化の違いで、「なんで こう なるの?」と考えてしまう部分もありました。でも、観 終わったらスッキリできるかも・・・。
インドの庶民向け喜劇は底抜けに明るくどたばたと言われているが、これは本当に際限ないどたばたで、どこまでやるのか見ていて不安になるほどの羽目の外しぶり。それでも最後は喜劇らしくめでたしめでたし。映画ファンなら一度は見ておくとよいでしょう。私は見ていて、この映画の制作現場やスタッフがどのようなものか興味津々となりました。
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