次を読みたくなる、物語の展開にひき込まれます。個性が際立つ登場人物の配置も絶妙で、迫真のボクシングシーンも出色の出来。人間ドラマとしても素晴らしく、次の世代にも受け継がれる作品ではないでしょうか。ジョーが、ふらりとドヤ街に現れたこの第1巻から、第12巻のラストシーンまで全巻おすすめです。
結末も含めて、流れもよく知られたコミック原作としても、よく作った映画だと思いました。 映画のラストで、原作になかった話で力石のグラブが丈に渡されましたが、あれは原作のラストを考えると、映画も二作目、三作目くらいまで作るつもりで、そうしたのでしょうか。二作目があるとすれば、カーロス・リベラ戦の後くらいか、それとも金龍飛戦までか。
古いアニメ映画なので、TVアニメ「あしたのジョー2」の洗練されていたカッコ良さと比べると、どうしても見劣りしてしまう感は否めません。絵のタッチも粗く、力石との対戦まではしょりすぎてしまっているのは、映画化にした場合仕方がないのかもしれません。けれど観ているうちにそんな事はあまり気にならなくなってきます。それは、やはりスタッフや声優さんの情熱が伝わってくるからでしょう。
小学生の頃から「あしたのジョー」は大好きでした。 当時、レコードは「あしたのジョー」TV版、「あしたのジョー」映画版のサントラ、ドラマ版、「あしたのジョー2」映画版のサントラ、ドラマ版、ベスト盤2枚、とすべて持っていましたがこのTV版「あしたのジョー2」のサントラのみ購入出来ませんでした。昔程熱中してはいませんが今までずっとどこか足りない物を感じていましたが今回、CDですがようやく揃える事が出来ました。
最初は頭ごなしに名作を実写化すんな! と思ってたけど、一応は見てから文句言ってやる!と思って映画館へ。 鑑賞後、映画館からの帰り道、あまりの感動に自分の愚かさを呪うのも忘れて泣いていた。 DVD出たら絶対に買うと決めてたんで即予約で!
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