最初は値段を見て高いなぁと感じましたが、 買って聴いてみると妥当な価格だなぁと思いました。 有名なドラマの歌や曲が、たくさん聴けました。 買おうか迷っている方は、是非買ってみて下さい。 良い曲や歌ばかりなので、絶対損はしません!
グリーグの抒情小曲集を探している時に、この舘野さんのアルバムに出会った。舘野さんといえば、最近、病に倒れられ、それから奇跡の復活を果たされたピアニスト。その人の演奏を聴いてみたくて購入した。 素晴らしかった。清冽かつ素朴な演奏はやはり、北欧音楽を得意とする人ならではであろう。「グリーグの抒情小曲集」を求めている人に是非とも聴いて頂きたいアルバムである。
ドラマ放映時、OLがビルの屋上から「私たちはここにいる!」と叫ぶシーンで、何故かすごく気持ちを揺り動かされたのをおぼえています。ドラマのターゲットは、小生(S.40生まれ。男子)よりも若い女性層だったのでしょうが、同じような不自由さ、不満、悲しみ、怒りなどを抱えていたんでしょうね。もう一度見てみたいドラマです。
自分探しと言うか、「こんなはずじゃない、もっと違った道があるんじゃないか」と誰もが思うところがあるのではないでしょうか。 感動して涙が出た!とかではないですけど、とても丁寧に作られていて登場人物がみんな一生懸命で、すごく心に残るドラマです。
このドラマは私が中学生くらいのときにオンエアされていました。 当時はなんとなーく「OLさんってかっこいいな。。」という感じで見ていました。
そして26歳になった今年の夏―― 突然この作品のことを思い出して、、でもDVDは世に出ていないことを知り、 ノベライズ版を読んでみることにしました。
主人公をはじめ、登場人物はみんなごく普通の人であることが、まず読んでいて共感できます。 ドラマや小説には珍しく、起承転結がこれといってないのも、魅力のひとつだと思います。 庶民たちがおりなす、ごくありふれた、でもかけがえのないひと夏の思い出の数々。
ものすごい奇跡は起きないけれど、等身大で嘘っぽくなくて、 読み終えたらなんだか「明日からがんばろう!」という気にさせてくれる、 あたたかい作品だと思います。
ときおり出てくる主人公深美のモノローグも、自分の心の中のもやもやを、 代弁してくれているようで、とても心に響きます。
ひとつ、一番心に残ったものを、抜粋します。
>世の中が映画やドラマみたいに、正しい人と悪い人の二種類だったら、どんなに簡単だろう。 >でも、本当はもっと複雑で、わかりにくいものなんだ。 >正しいだけの人間なんていないし……間違ってるだけの人間だっていないはずだ。 >だから……難しいんだと思う。 >何が正しくて何が間違っているのかなんて、誰にもわからないんだ。 >でも、ひとは何も選ばずには生きていけない…… >間違っているかもしれなくても何かを選ぶしかないんだ。 >わたしは……わたしは何を選ぶんだろう……。
社会人になって4〜5年。 仕事もプライベートも中途半端で、夢も持てなくて、将来が不安で…… そんな26歳の夏に読むのにぴったりの作品です!!
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