小さなドラゴンを操作して、クリスタルにされてしまった自分の仲間を助け出していくアクションゲームです。多数のアクション、ステージが用意されていて、盛り沢山の内容となっています。充分作り込んでいるのが感じられて、とてもやりがいのあるゲームです。ただ、今となっては少し古いゲームですので、グラフィック的に厳しいかもしれません。
10年ほど前、「スパイロ・ザ・ドラゴン」「スパイロ×スパークス トンでもツアーズ」を プレイしたことがあるのですが、この作品であの可愛いスパイロが一・二回り大きくなっていたのは 嬉しかったですね。
本作は「THE LEGEND OF SPYRO」シリーズ三部作の最後の作品で、かつての「スパイロ・ザ・ドラゴン」や「トンでもツアーズ」と比べると、ほのぼの(?)とした展開はほとんど無くかなりダークシリアスなストーリーに仕上がっています。ゲーム内容も、多少の謎解き,お宝探しは残しつつも本格的なアクションアドベンチャーへと進化。パートナーであるCYNDERと交代できる他、1Pはスパイロ,2PはCYNDERを操作する協力プレイも可能となっています。 難易度はやや高めか。画面に表示されたボタンをすばやく入力して攻撃をしたり危機を回避するシーンも用意されており、慣れないうちやライフが少ないうちはあっさりやられてしまうかも・・・。とはいえ、やられてもゲームオーバーにはならず、直前のシーンやボス戦の最初からすぐにリスタート出来るので、恐れずにいきたいところ。
スパイロのアクションも大きく進化。爪でひっかく・敵を掴んで投げる・炎や氷等のエレメンタルアタックを使える他、慣れてくれば敵を打ち上げてからの空中コンボを叩き込むことだって出来ちゃいます。しかし何と言っても一番の変化は、あのスパイロが『空を飛べるようになった』事だと思います。 グライドしか出来なかったかつてのスパイロを知る人なら、その姿に感激を覚えるはず!
なお、本作は日本未発売なので当然セリフや字幕は全編英語。(フランス語やドイツ語等もあり。)しかし、ムィキティーさんのレビューにもあるように「英語が分からない」と言う人でも充分楽しめる作品だと思います。喋るドラゴンや獣人達が活躍するゲームなので、スパイロファンのみならず、ドラゴン始めファンタジー好きなら是非プレイしてみて欲しい。
グラフィックや世界観は おとぎの国そのもの…(*゙ω゙*)
でもゲーム性の方は殊の外 凝っていて洒落も利いていて 大人でも愉しめる。夢中になれる。
ココからソコへ 羽ばたいて着地するだけの事なのに 巧く出来ずムキになったり
見えてる場所への経路を 見えない物を疑う事で見付けたり
子供騙しだと思ってスルーしたヒントが 実は重要なフラグになっていたり…
ゲームにとって一番大切な 人をワクワクさせると言う感覚が たくさん詰まった作品。
人によってはとっくの昔に 飽食している作品かも知れませんが 昨今のグラフィック技術や 機能性ばかりが特化したゲームにはない、 夢見る心地があります(*^д^*)
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