ビデオクリップを集めてつなげたものですが、まったく飽きることがなかったです。シュールなものもあればコメディ風もあり、なにかSF映画を見ているような気がしました。私のお気に入りで時々見ています。
P>Annie Lennoxやっぱりいいなぁ。 このDVDでは、曲と次の曲の間にストーリを持たせたようなビデオの作りもあり、とってつけたような某ベスト版とは異なり、品質の良い画質と凝った作りで充分楽しめます。 また、曲毎に、曲の中でも、様々な変化(へんげ)で登場する二人には、 FANなら目が釘付けになりますよ。 Annieの様々な表情も見ることが出来るし、お勧めです。 惜しむらくは、2Ch Stereoのみで、5.1Chになっていないことぐらい。
コンサート全容の他,アニーとデイヴのインタビューを含む60分のドキュメンタリーや2曲分(17Again/あのSweet Dreams)のマルチアングルトラック,懐かしのディスコグラフィーもあり(コンサート上演曲がどのアルバムに収録されているかが判る!),ユーリズミックス2ndアルバムから最新の『peace』,さらにアニーのソロからも『Why』が入り,歴代総まくり全21曲!DVDの編集もグラフィカルで,さすがこのペアは曲者という感を新たにする。 ステージングはシンプルでクール。そこにアニーのエモーショナルで時に凄みのあるヴォーカル・プレイ。デビュー時から時を重ねるとともにヒューマンな味わいを増し,ゆったりとした艶やかさ・ミドルエイジの色気すら感じる。 デイヴのギターとの絡みも絶妙で,パートナーとして互いの円熟した関係が見てとれ心地よい。“こんな風に年をとれたら”という一種の羨ましさすら感じる。 耳馴染みのある曲が,デイヴとアニーの2人きりで演奏される場面もあり,静謐な温か味と新鮮な魅力が醸し出されて,色褪せることがない。 デビュー時から,どこかに密やかな毒が隠されている気がするミュージシャンだったが,今回も『peace』のタイトルに対し全編迷彩服の衣装。でも,この音と表情を観ていると,単に戦争に対する視点だけでなく,友人や世界全てへのまなざしに対するメッセージが伝わってくるようだ。
新曲2曲以外は、過去のベストアルバムにも入っているしどうってことはないのですが、新曲、ホントにスバラしい!! スタイリッシュなビデオはもちろん、曲自体、新生ユーリズミクスのアンセムらしい、曲名通りの前向きで高揚感のある曲。 iTune MSでデイブは、アニーに自分のロスの新しいスタジオを見せてるうちに、楽器をじゃかじゃか鳴らしてたら、30分で曲の9割ができてしまったと言っています。 25年以上も経て、これだけクリエイティビティとスタイルをキープするどころか発展させているバンドが他にいるでしょうか!
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