デビュー31年目を迎えた、みのや雅彦のオリジナルアルバム。 じっくり聞き込むほど、歌に込められたみのやのメッセージが響いて行く作品。 本人もライナーノーツに書いている事だが、人生の有限性、人生が思うに任せない切なさを踏まえた上で、そこに どんな考え方で臨むかと言った、古今東西、いろんな宗教家や哲学者や考え抜いてきた永遠のテーマに、みのやなりの 答えを盛り込んで作られており、「よく練り上げているな」と、感動・感心するところが多かった。(「胸いっぱいの人生」、 「君は今も輝いている」、「母子歌」、「ふたりララバイ」、「百の言葉千の想い」は特に) 楽しいことばかりを歌う、最近の音楽に物足りなさを感じている人には、是非、おススメです。
どなたかが言っておられましたが、もっともっと人気が出てもいいと思います じっくり聞かせる良い曲がいっぱいあります。 BGMのように聞き流しをしていると、同じような曲調に感じてしまいますが、 一曲一曲歌詞をじっくり聞いて欲しいです。 別なアルバムも聞いて見たくなります。
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