(第1巻のレビューが混んでいたので、こちらに作品全体の感想を書かせていただきます) 我が家では、私&妻&娘の3人で毎週爆笑しながら見ていました。 【爆笑ポイントは以下のとおり】 ・かわいいキャラ達が織り成す「間」のギャグセンスに爆笑 ・個性豊かなキャラクターと意外な声優陣 (シャナ、ルイズ、ナギで大活躍の釘宮さんがあんな声で演じるなんて驚きました) ・絶妙なサジ加減のお下品さに爆笑(鼻血・おしっこ・うんちネタは小学生の娘にも大ウケ) 【DVD買いのポイント】 ・毎巻新作エピソードを1話収録(約7分) ・毎巻初回生産分(初回限定で価格が高い訳ではありません)の「おまけ」が楽しみ 特に第1巻初回生産分おまけの「ぽてまよ&ぐちゅ子ラバーキーホルダー」はファン必須グッズ! (私は、コレをGETする為に予約購入しました) 【総評】 「かわいらしさ・間のギャグ・毒の利いたセリフ・お下品さ」が絶妙のバランスでブレンドされた佳作です。 「アニマル横町」よりハイエイジ向けで、「らきすた」ほどオタク向けではなく、 「あずまんが大王」よりも適度なお下品さが利いていて、誰もが癒されながら笑える数少ないギャグアニメです。 第2期の製作を切望します!
最近の、特に深夜帯のアニメは、おもしろくても「ふふふ」的な笑いだったのですが、この作品に関しては「あははは」と明るく笑えます。ぽてまよの「ほにほに」という不思議で、それでいてのんびりした雰囲気に、どっぷり浸るのが本作の楽しみ方でしょう。年齢・性別を問わず、ほにほにと楽しんでほしい作品です。
第4巻。らきすたの第7巻と同日発売だったと思う。けいおんの人気が出てきたのもこの頃だったと思う。 そういう意味でも、本作は思い出深い。
修学旅行編(43-47話)、高校受験・卒業編(49・50・52-56話)、48・51話は単発エピソード、57話は描き下ろしとなっている。
おすすめは、43話:修学旅行1日目。休載明け、しかも初の10P。1P目には、アニメ版で登場し人気を博したABCトリオが!!以降、原作でも活躍することに。そして何より、゙ぽてまよの修学旅行はこんなのです"と言わんばかりの内容は、読んでいてすごく気持ちいい。ちなみに、単行本は描き文字が追加されており、この単行本にかける想いが伝わってくる。
47話:修学旅行編最終回。むったん母の数少ない登場回。あの息子にして、この母親あり。むったんとの掛け合いも必見!!見た目以上に手強いキャラです。
51話:修学旅行の後日談。6Pのショートストーリー。反響の多かった人気回。ぐちゅ子の本当の優しさに感動!!高見盛家との絆の深さも確認できる。本作の本質を描いた話なのかも知れない。
55・56話:みかんの告白、卒業式。本作の一区切り。卒業式の話は、笑いっぱなしでいい意味で裏切られた。まさしく、ぽてまよの集大成。
最後に、45話の京ちゃんの「おむすび」をおすすめしたい。ぐちゅ子に抱きついた時の京ちゃんの台詞。普通のキャラだと思われていた京ちゃんの変態要素が覚醒した重要な(?)シーン。可愛い・ワケわからん・変態といった本作のエッセンスを凝縮したシーンであるとも言える。京ちゃん、かわいい!!
原作の小さいキャラクターだからこそできた1/1スケールは脱帽です。 アニメやマンガのように本当に頭に乗せたりといったことはできませんが、 20cm強、「幼児体型」のみっちり詰まった存在感を出せるキャラクターフィギュアはそうそうないと思います。
ただ、その頭が大きすぎる体型ゆえ、重心が高くなってしまうので、 どうしても後頭部に支えがないと自立することができません。後ろに転んでしまいます。 下腹部にウエイト等が入っていれば……と残念に思った点です。
それでも愛嬌がありとても可愛らしいです。 かぼちゃぱんつの薄い桜色も、デザイン上、元から付いていた色なのかな?
第5巻。高校生編(一部夏休みの特別短編あり)、描き下ろし収録。
高校生編も何一つ変わることなく一安心といったところでしょうか。久々の新キャラとして、百ノ瀬さんが出てくるくらいか。
しかし、百ノ瀬さんのキャラが途中から人が変わったようなキャラになり、連載を追ってきた当時は、本作で初めて不自然さを感じたものです。終盤の展開もあまりにも急展開過ぎて、「次号最終回」って言われても、何の実感が湧かなかったのが正直なところ。
確かに、連載末期は休載が多かったと思います。今までの話が丁寧に時間をかけて展開していただけに残念。もし、あと1年、単行本1巻分続いていれば、もっと凄いものになっていただろうし、百ノ瀬さんのキャラもしっかり作れていたでしょう。
単行本発売当時は、けいおんの絶頂期だったと思います。他の人気作品もどんどん新しくなっていく中で、本作は既に古い作品であり、役目を終える運命にあったのかもしれません。
今まで、色々言ってきましたが、他作品と比較しても、最高の作品です。連載を追っていた頃は、今思うと凄く贅沢な時間だった。自分は本作が大好きだし、1ー4巻が凄すぎたせいもあるので、厳しく評価したのは仕方ないところ。
御形屋先生には、いつか本作を越える作品を引っ提げて復活して欲しい!!
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