福田自身が文も書いている。フィクションの入り込む余地はさしてなく、事実だけをキャプションのように写真に添えている。それがとてもいい。描かれる感動ももちろんフィクションではなく福田自身のそれだから、私たちも安心して身をゆだねてこの写真絵本を楽しむことができる。 写真がちゃんと語っていますもの。それ以上私が言うこともなし。
ある雑誌で、この本に載っているマナティの無邪気な好奇心までが映し出されたような写真が紹介され、早速購入しました。よくぞこんな写真が・・・と思うような写真もあり、そこに映し出されたマナティの姿は古い友達に再会したような感覚を与えてくれました。 奇抜な色使いの文字に驚かされたりしましたが、私にとって大切な本となりました。
夏に熱川に行ったとき、時間があったのでバナナワニ園に行きました。 そしたら、いたんですね、マナティ。
私と友達が水槽の前に立ったとたん、奥のほうから よっこら と近寄ってきたマナティを見て 何だろう、このなんとも形容しようのない生き物は と思いました。 なんつうか経験したことのない愛らしさ。でかいのに。 しばらく友達とマナティごっこしてました。
なので、買いました。
ダイバーの人に寄っていって足を掴んで 「遊ぼう」 といってる写真なんて可愛いですよ。 といってもなんだかでかいヘンな動物だなあと思わなくもないかも。
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