私は東京生まれであるが、下町の風情を知るようになったのは大学生になってからで、友人に下町生まれが数人いたからである。その時でさえ既に約45年前である。このページの内容説明と目次・・・に描かれている風情は現在でも風化の一途を辿っている。45年前と現在を比較すれば、その変化の急速さには驚く。東京人にとっての下町の存在は消えてゆくのであろうか?なんとなくノンビリできた空間で時間を過ごす楽しみは何処へ・・・。 なぎら健壱の下町についての記述は本当に上手く、知っている場所の風景が浮かんでくる。本書では、多くの小さなモノクロ写真の存在が大きい・・・文章と写真が相まって、なぎら健壱の筆致が超絶に感じる。 本書で感じた、時代の香りも、思い出も忘れてゆくのだろう〜As Time Goes By.
九九が歌で覚えられたらいいな…程度の気持ちで購入したのですが、ノリの良さで、うちではもう定番ドライブミュージックになってしまいました。
1年生の娘は学校の帰りに歌いだし、それが友達にも感染し、一緒に歌っているのを聞いたほかのママ友が「私もそれ買う!」と言い出し、私の周りでは大好評です。
5の段だけちょっと聞き取りにくいかな?と思いましたが、何度か聞けば問題ありません。4歳の次女も完璧に歌っています。
ただ、九九の歌以外は聴きづらいものもあります。全体を通してテンポが速いので、細かいところは歌詞カードを見ながらたまに補足してあげればいいと思います。
私はこのCDは買って大正解!でした。
意外と評価が低いのに逆に驚きました。
この赤色「ないしょばなし」は、ペアの緑色「いぬのおまわりさん」
よりも、「聞いたことはあるけど、よく知らない・・・」という曲が
個人的に多く収録されていたので、聴いていて新鮮でした。
CDで聴くことによって、あやふやだった音程もわかって、
歌って楽しめるようになったのが嬉しいです。
緑色「いぬのおまわりさん」同様、アレンジは簡単で前奏後奏も
シンプルなので、余韻の少ない構成だと感じますが、
60曲この価格なので、自分では納得しています。
このCDに合わせて出版されている絵本には、楽譜も記載されている
ので、ぜひ揃えたいなぁと思っています。
なぎら健壱は、純粋なフォークソングを歌わせるととても旨いし、味がある。このCDは基本的に、コミックソング集となっており、ネタのオンパレード。女性の多い場所で聴くのは要注意!人格が疑われます。しかし、1曲目からいきなり「悲惨な戦い」である。聴きだしたら、最後まで聴くしか無くなる。何故って?面白すぎて、ストップボタンを押せなくなるからです。このCDがつまらないと感じたら、貴方は病気の可能性があります。極端な鬱状態でなければ、これを面白く感じるはずです。
なぎらさんが生活していた東京東側の下町界隈でいきつけた なじみの飲み屋を紹介している本です。 私自身、下町も飲み屋も大好きで、この本を読むとやはり 一杯やりたくなってしまいます。 呑んでいる店の雰囲気が良く伝わってくるので、 同じ酒を何度呑もうが、同じ店に何度行ってもいいように、 本書も何度読んでも楽しめます。 紹介されている店はいわゆる居酒屋だけではなく、 なぎらさんの好きな店、という感じですが、お酒が好きな 方なので大半は飲み屋です。 大阪に比べて東京は高い店が多い気がしますが、 こういう良い店もあるんですね。 惜しむらくはそういう店は後継者が居なくて、なくなるのが 多いことです。
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