澤穂希選手の64のアプローチが書かれています。 序章と最初の5つを紹介します。
序章 夢は見るものではなくかなえるもの 夢をかなえるということは、ある日突然別の人間になることではない。連敗していた自分と世界最強のアメリカに勝って世界一となった自分は同じ人間。あなたが居る場所から、一歩一歩、階段をつんでいくことによって、自分がいる場所と夢の世界を地続きににすることができる
01 大好きなものを見つける サッカーを始めてから27年間、悔し涙もたくさん流してきた。 それでも夢をあきらめなかった理由は、サッカーが大好きだから。 みなさんの大好きなものは何ですか?そのことを考えられたら、どんな苦しい事だって忘れられる。そのことにトライしているだけでわくわくできる。きっとそれがあなたの夢のむかう先だと思います。
02 夢は絶対に逃げない 夢を見つけることは大人になってからも十分に出来ます。だって、夢は「好き」から始まるから。重要なのは、好きなことに対して、子供のように夢中になれること。 好きなものをもっと好きになりたいと思うこと。 大人になるとつい忘れがちですが、夢は「近づきたい」と思う限り、ずっとそこにいてくれます。夢は絶対に逃げていかないんです。
03 自分流を加えてみる 「こうしたらおもしろそう」「こうしたら喜んでもらえそう」こんな風に自分をアレンジしてみること。 「言われたことをただやる」とか「言うことを聞くだけ」という頑張り方では「好き」を気づきにくいと思います。 夢のためには我慢も必要です。でも、「我慢していうことを聞く」ことが、イコール「頑張ること」のすべてではないと、私は思うんです。 自分はこうなりたい、こうしてみたい。そういったプラスのイメージがあってこそ、頑張る気持ちが夢の実現につながるのだと思います。
04 楽しみながら土台を作る 世界一周ゲーム リフティングの技を一つ取得する度に手持ちのすごろくのようなカードを1マスずつ塗りつぶしていく。マスを塗りつぶしていくたびにコーチはチョコや肉まんをくれた。 ご褒美欲しさに、どんどん技を覚えました。チョコレートぐらいなら自分のお小遣いで買おうと思えば変えたんです。それでも、サッカーで誉められて、おやつももらえるなんて、2倍嬉しいですからね。私はまんまとのめりこみました。 夢に近道はありません。その入り口に立つには、やはり基礎を磨くことだと思います。
05 「できるよ」を言葉にする 夢や目標は、思っているだけじゃなくて、絶対に口に出したほうがいい。 「一緒に世界一になろう」と言う。 逆に、私はネガティブなことは、基本的に口にしないようにしている。 他人に対して「それは違うと思うよ」という意見ははっきり言います。でも自分に対してネガティブなこと、たとえば「もし負けたら」なんてことは絶対に口にしない。 日ごろから言葉にしていれば、その人の思考として、自分の心の中に定着する。 「できるかな、できないかな」と自信と不安がせめぎあっているとき、親や友達や先生や上司など周りの人から「できるよ」って言われたら、なぜかできそうな気になってきませんか。 自分を励ます役は、周りの人ばかりではありません。自分自身が励ます事だって出来るんです。難しいことではありません。「私はこうなりたい」「私にはできる」と、毎日、夢を言葉にしてみてください。きっと、効果があるはずです。
最後まで、一気に読んでしまいました。たくさんの元気をもらいました。 北島康介さんの本 前略、がんばっているみんなへ キタジマくんからのメッセージ と、ともに、お勧めの一冊です。
私は小学校1年生のサッカーチームのコーチをしています。
練習での課題を達成した選手へのごほうびに、この本をプレゼントしています。
この本は選手にはたいへん好評な本で、まだゲットしていない選手はこの本をゲットしようと、日々真剣に練習にはげんでいます。
この本は高橋陽一氏の「キャプテン翼」のマンガと、プレーやルールについての説明文がうまくおりまぜられています。
(比率はマンガ7:説明文3といったところでしょうか)
「マンガだけでは説明しきれない」
という点を、文章の説明でカバーしてくれます。
「文章だけでは子供が入り込みきれない」
という点を、マンガのおもしろさでカバーしてくれます。
その2つのことが、子供にとってこの本がたいへん好評な理由なんだと、この本を見る子供たちの目つきで確信しました。
子供の視点に立ってくれている指導書がなかなかありませんので、この本はサッカーに一生懸命な子供と、その親御さんにぜひおすすめします。
写真などを綺麗に印刷したい方には、もっと高級なものが良いかもしれませんが、
私は年賀状の宛名印刷と日々ネットのページを印刷する程度なので、
このプリンターで充分です。
液晶画面も必要ないですから。
インクが独立なのでなくなった色だけ買い足せばよい事、
A4版であれば家でコピーが出来る事、
これは非常に便利です。
ただ、少々幅があるので(上にA4の書類が乗る大きさよりさらに少し大きい。)
置き場を考えないといけませんが・・・
私は満足しています。
「私が指揮を執っている試合で、選手がなぜそこにパスをするのか?と疑問に思うことはありますが、それが結果的に成功しているのであれば、選手の判断として問題ありません。選手が考えたうえで、確信を持ってプレーしているのであれば、私(指導者)の発想と違っていてもよいのです。」P53
と、いうことでした。これは大事なことです。見方によっては「命令に背いている」ようにも見えるからです。しかし考えてみれば、選手が自ら考え、指導者も驚くようなプレーをするということ、それこそがファンやサポーターが見たいプレーでもあり、相手にとって脅威となるプレーでもあります。それをすることこそが大事なんだ、ということです。
相手に自分が考える方法だけを押し付けてしまうことは、サッカーに限らずよくあることです。そういうことがないように気をつけたいな、と思わせてくれました。
結構良かったです。
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