初めての「オペラ座の怪人」がこの作品(笑) 今思えばエグーイ作品ですが、とはいえ決して 「気持ち悪さ」「後味悪さ」が残るような映画ではありません。 曲もいいし、ストーリーの流れもテンポいいし、 確かに首切ったり内臓えぐったり、自分の顔縫ったりと 残虐さ満開とはいえ、ファントムのやるせなさ、切なさがうまく表現されてるし、 「ファントム(エリック)、もうちょっとアプローチ変えたら うまくいくのに・・・」 とちょっと彼を応援してしまう自分もいました(笑) セットや衣装もとても良くできており、 個人的にはコレが一番好きな「オペラ座の怪人」です。 正直、他のは生ぬるい!!! と感じてしまうのは、変かな〜(笑)
人間のドロドロした欲望や正念の部分をうまく表した作りだと思います。
ダリオ・アルジェント特有のエグさ満載ですが惑わされてはいけません。犯人は恐らく途中で分かるでしょう。しかしながらそんな事はさして重要ではないのです。これは強烈な恋愛感情が動機の殺戮なのです。詳細は控えますが、その動機にアルジェント監督ならではの美学が如実に顕れてます。犯人が可哀想なくらいです。ブライアン・イーノ親子の音楽がヒロインの回想シーンに効果的に使われてます。ハードロックも実に効果的。ヒロインもとても魅力的です(アルジェント監督の映画の特徴ですね)。
シミの種類によっては隠れるけれど、クマは無理でした。時間が経つとよれるのが難点。
私は大の映画党で、多少大がかりなホームシアターを自作洋画を中心に楽しんでいます。 ソースは、セルDVDやレンタルDVDの他BSやスカパーを利用しています。 しかし日頃は家族と42WOOOでニュースや一般放送を見ることが多く、映画もときに小画面で良いときもあり、気軽に録画ができるiVを活用しています。これまで120Gを使用していましたが、すこし容量が小さい事から今回250Gを追加しました。簡単に使えて重宝しています。
オペラのガイド。なんといっても、オールカラーで写真が豊富。めくっていりだけで楽しく色鮮やかなのが良い。
近年、クラシック音楽のCD/DVDを買うときはほとんど輸入版が中心。昔に比べてずいぶんお安くなってくれたのはいいけれど、中には英語のライナーノートも付いていないものもある。DVDであればそれでもいいし、CDも器楽であればそれでも特に不便は感じないが、オペラのCDについては少々不便を感じる。そこで思い切ってこれを探して買った。
プレビュー、あらすじ、登場人物、作曲と初演の年、原作、台本、構成、目安の上演時間といった内容での紹介になっている。収録作品のバランスは良いと思う。主要130作品の内訳としては、ベルディが15、プッチーニが9、モーツアルトが7、ワーグナーが7(ニーベルングの指輪は4ページ)、R.シュトラウスが9、ロッシーニは6でドニゼッティは5、モンテベルディも3、ヤナチェークやマスネやブリテンも3作品づつ取り上げられている。ベルク、シェーンベルク、ベルリオーズ、ラベル、プーランク、ムソルグスキー、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ショスタコービィッチも2作品づつ。チレア、ボーイト、レハール、コレンゴルドといった、ちょっとマイナーな作曲家の作品もある。ベートーベンの「フィデリオ」や、ワイルの「三文オペラ」などもはちろんあるし、ガーシュインの「ポギーとべス」やメノッティの「霊媒」、ヘンデルの「ジュリアスシーザ」、オネゲルの「火刑台の上のジャンヌダルク」もある。日本の作品も2つ紹介されている。
また、この130作品以外にも、70作品を巻末で軽く紹介している。コラムとして、世界各国の主要な劇場の紹介、オペラ用語、簡易な年表が付いている。各ページの下には、ちょっとした追加情報や、「はみ出し情報」としてお勧めのCD/DVDガイドがある。単行本サイズでこれだけカラー写真が多く収録されていることを考慮すると、特にお高くは感じない。すごく詳しいということではないが、オペラガイドという目的に沿った偏りの少ない無難な構成に徹している点が良いように思う。一冊手元にあると便利な本である。
尚、これを買った後、「オペラの楽しみ方完全ガイド」という本を見つけた。やはりオールカラーで、収録作品数はこれよりも少ないが、作品の舞台裏や作曲家のエピソードが書かれていてCDが2枚も付いている。両方を比べて自分に向いたほうを購入すればよいと思う。
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