鬼曝し編は、おそらく「ひぐらしのなく頃に」の本編のエッセンスを圧縮したようなトリックの使い方なのだろう。このシリーズは全編、ミステリーではなくホラー優先、主観と客観を利用した誘導…そういうものにあふれているに違いない…と言うことが『判ってしまった』。この本を先に読んだのは大失敗。これでは、この後読む本編でも、何を信頼してよくて何は信用してはいけないのか、半分ばれたも同然じゃないか…。おそらく他の方の感想が２分しているのもそういうことなのだろう。この話を単編として読む分には意外性があって面白い。しかし、本編を全部追いかけた後だと、「同じネタじゃねーか」とつまらない。というわけで、皆さん。これは「外伝」です。本編を読んだ後に読みましょう。
ゲーム・アニメとほぼ同じようなストーリー展開です。読者が他の作品を観ていて知っているだろうというところに頼らずにこの作品だけ読んでも十分話がわかるようになっているのもよいです。絵もとてもきれいですね。 一番いいなと思ったのがパン職人から兵士へとなったヒロインの葛藤です。平和な生活から戦いの世界に巻き込まれるのですが、殺し殺されることに強い葛藤を感じそれを乗り越えます。ゲームやアニメでは自分や周りの人の命がなんだか軽い感じで。 書面に余裕があるせいか、ウェルキンの生き物講座も長めに書かれています。
CGI Animated Short Film HD: "Dji Death Fails" by Simpals
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