写真の美しさだけでも買いです。 決して饒舌ではなかったプレイヤーでしたが、江夏豊との対談は必読です。 誰もが憧れた漫画の世界を現実にした投手、江夏を嫉妬させた投手はそうはいないでしょう。
昭和時代には考えられなかったプレイヤー、長生きはするものです。 本書はnumberの野茂BEST的な意味合いもあり、結構楽しめました。
ヒッチコックの言葉で人間を一番成長させるのは「孤独と恐怖心」 孤独が好きだった偉大な大投手。
一人の時間のお供に本書は最適です。
ニューシネマパラダイスの音源を探していました。 とても満足です。
□95年、念願のメジャーリーグのマウンドにたった野茂英雄。初勝利〜オールスターゲームの出場、そして地区優勝をかけたゲームに至るまで、今シーズンの彼の軌跡を今ここに再現。
□野茂が奪った236の三振の全てを収録。ストレート編、フォーク編、並みいる強打者だちとの死闘、そしてガッツポーズ。
□42分
日本人大リーガーとして偉大な記録を残している野茂選手の、95年にディアマンテスが歌ったサポーターズ・ソング・シングル。バンド独特のラテンなノリが楽しい楽曲だ。3ヵ国語ヴァージョンで楽しめる。v
この本を読んで、1995年に、野茂がドジャースで活躍した年のことを思い出した。 あの年の初めのころ、野茂が活躍するとは評論家もマスコミも誰も思っていなかった。それを見事に覆してくれた野茂。なんだか、日本人として誇らしい気持ちになったものだ。 この本を読むと、そのころの気持ちを思い出す。今、日本人プレーヤーが当然のように、大リーグに渡るが、それは野茂なくしてはありえなかった。最近では、大リーグに行きたいと宣言することを、自分の市場価値をつりあげる手段にしているような印象を与える選手もいる。野茂が直面した困難さを、この本を読んで学んでほしいものだ。 この本には、他の日本人メジャープレーヤーが、アメリカでどう思われているか、も書かれている。イチロー、松井秀喜、井口あたりの評価は高いが、あとは…。特に石井の野球に対する姿勢や、大魔神の私生活などについても、少し書かれているのだが、とても興味深い。どういう選手がアメリカで受け入れられるのか、逆にどういう姿勢だと軽蔑されるのかがわかる。野球ファンのみならず、ゴシップ好きも楽しめる1冊だ。
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