さりげなく、なつかしく・・・・あら削りの写真でいっぱいだ。なんかの記憶を探ってみるためだ。
映画の前半、特にあの世の描写が下世話で、最初、てっきりこの映画はB級映画だと思っていたが、生まれ変わった世界のパートからはグッとストーリーに引き込まれた。そしてクライマックスシーン、主人公の娘の結婚式場で主人公の生まれ変わりと対面する箇所では、涙が溢れた。
前半部のお粗末さは、監督の死後の世界観の認識不足から来るものだろう。しかし現世のパートでは、監督の人生経験や信条が反映され、A級映画になったのではないだろうか。
また、この映画は身内や親しい人の死を受け入れられずに悲しみにくれて日々暮らす人たちに、希望を与えることだろう。 そしてそれ以外の人にとっても、「今を悔いなく生きなければならない」というメッセージになったのではないかと思う。 余談だが、できることなら、私も中国に実在する「生まれ変わりの村」へ行ってスープを飲みたい。そしてこの悔いだらけの人生をやり直したい。
第一話を見終わったときはイマイチかなと思っていましたが、回を重ねるごとに面白くなっていた感じです。最近の医療ドラマは暗い感じのものが多かったのですが、このドラマはどちらかというと明るい感じでよかったと思います。今まで見た医療ドラマの中でも上位に入るドラマだと思います。
主演の小西真奈美は、最初はショートカットが見慣れない感じでしたが、回を重ねるごとになれていって「こっちもいいな」という感じでした。ドラマ初出演は充分合格点のないようだったと思います。ウエンツや加藤雅也もとても良かったです。数回ごとに変わる担当医役の人たちもとても良かったと思います。中でも、産婦人科の生瀬勝久、皮膚科のパパイヤ鈴木、内科のりょうが良かったです。
今クールの中でも面白いドラマだったと思います。見ていない人はドラマが発売したら購入するか、レンタルするかするのをお勧めします。
「Sunny Day」は非常にシンプルで覚え易い曲です。 藤木一恵さん(小西真奈美さん)の無垢な歌声とも良くマッチしており、昨今のタイアップものとは一線を画す作品になっていると思います。 歌詞も映画の世界観に通じる普遍的な再生や希望を描いており、人生捨てたものではないと思えて来ます。 また、カップリングの「灯火」ですが、曲調は「Sunny Day」に比べてマイナーに、孤独感が強調された曲になっています。 ただ、ストリングスが実に効果的に使われていて、絶望から希望の光を見出そうとする様が歌詞と共に丁寧に描かれています。 寄せては返す漣の様に、優しい中にも尖った岩をも彫琢する強さを秘めた、辛く苦しい現実に立ち向かう勇気をくれる様なそんな歌だと思います。
小西さんは生きていくうえで大切なことをよく知っている。だからこんなに優しく強い凛とした雰囲気を持っているんだと思います。 楽しいとき嬉しいときにこの本を読めば幸せをかみしめることができ、落ち込んだり泣いたりしたときに読めばそっと包み込んでふっと背中を押してくれるような、そんな本です。 わたしにとって大切な大切な本です。
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