連続テレビ小説は、これまでじっくりと見たことは一度もありませでした。このドラマも「ふ〜ん。地元関西のお話かぁ」ぐらいの感覚で、テレビをつけっ放しにしている時にたまに画面に映る程度のものでした。
ところがある日。
尾野さん演じる糸子が戦時中、だんじりをじっと見つめたかと思うと
「あ゛ぁーーーーっ!」
と慟哭するシーンがふと目に入ったのです。
するとなんと、私の涙腺が自動で反応し、「涙を流していいですか?」と脳に許可を求めてきました。
そ、そんなバカな。
物語をじっくり見てきた訳でもないのに、背景も十分わからないのに、一体なぜ?
「では見てみよう」とその後ドラマを見始めた訳ですが、あとはもう、このドラマにどっぶりはまって抜け出せない状態になってしまいました。
「こんな実力派がいるのですが、ご存知ですか?」と、知る人ぞ知る役者さんを時に起用することが、NHKのドラマの良いところの一つだと思います。
知名度に頼ることが出来ず、また演技を生かすためにも、制作側はそれだけ良い脚本を書かなければならないからかもしれませんが、その結果生まれる素晴らしい脚本と実力派の役者さんによるドラマは格別です。
「魂の女優」尾野さんをこのドラマで知ることが出来たのは大きな喜びであり発見でした。
泣きの演技一つを例に取っても、それまではドラマを見て「演技上手いなぁ」「下手な演技だなぁ」ぐらいの感想しか持ったことがなかった私ですが、尾野さんの慟哭は、もう何と言ったらいいか、本当に魂が泣いている人がそこにいて、その魂の何かが私の魂のどこかに触れ共鳴した、としか言い様がないものでした。こんなことはこれまで経験したことがありません。
尾野さん以外の役者さんも脚本も本当に素晴らしく、15分があっという間に過ぎていきます。
良いドラマですね。私が他にどういう素晴らしいものを見逃していたのか、機会を見て過去のエピソードをチェックしたいと思います。
とても良い香りで、仏間全体に良い香りが広まりました(^-^) お花が好きだった天国の母がきっと喜んでくれていると思います(((^-^)))
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私のウン歳の誕生日に渋谷公会堂で行われたライブ+大阪でのライブ映像が収められた貴重なライブビデオ。 この頃(棚谷祐一・鳥羽修在籍時)を知らないファンが増えつつある現在、最強の5人が最高のアンサンブルを見せていたこのツアーの映像をぜひ見てほしいと思う。 はっきり言ってどの曲もすごいんだけど、「トロッコ」の直枝さんエレピ弾き語り絶叫、大阪での「ウォーク・オン」ギター弾き語りこれも絶叫アンド歌詞忘れてお客さんに教えてもらう(笑)、「夜の煙突」の大フィナーレ、おまけに「スピード・スケート・サイトシーイング」の“棚谷祐一と東京トワイライトシャッフル”(棚谷、鳥羽、大田譲)の弾き踊り、などなど、当時を知る者には涙ものの懐かしさ、知らない人には新鮮でもちろんかっこいい、と、カーネーションの魅力をたっぷり堪能できる一本。
連続ドラマは毎回楽しみにしているドラマでこのようなドラマガイドがあることを知らず、ほとんど買いそびれてしまい、中古で低価格で販売されている事を 知り、本当に嬉しかったです。
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