レビュアーは戦後の生まれですので、リアルタイムでは「丸」に掲載された物を見るしかなかったのです。その当時は「漫画」と言えば「月刊誌」しか無く、「紙芝居」「映画(初期の東映動画です)」等々でしか「漫画」を楽しめる手段が無かった為に結構喜んで見ていた記憶が有ります。今の漫画と比べると全体的にほのぼのとした画風ですが、人が社会の中で生きていく中での理不尽さ等はきっちりと描かれており、作者の描きたかった事が分かってきます。
いじわるばあさんの悪戯は迷惑専門のいじわるだけど…、ある意味で痛快無比で笑える。
ルールを守らない非常識な輩や家族にいたずらに仕返しするのがGOOD!!、 個人的には実写版の『意地悪ばあさん』がやるとしたらナインティナインの岡村隆史が主演して欲しい!
3才4月の孫に、クリスマスプレゼントをあげました。最初は、絵合わせで札をあわせていましたが、慣れてくると平仮名を読んで札を選択するようになりました。大変いい買い物をしました。
磯野家の裏を徹底分析! すごいです・・・。
サザエさんうちあけ話のアニメを見て長谷川町子さんのことに興味を持ち、この本を購入しました。 プライベートで行った国内・海外の旅行、さらに子供の頃や戦争直後、サザエさん新聞連載中の思い出話が書かれています。
昭和時代、まだ海外旅行が庶民にとっては高嶺の花だった頃のツアー事情が読めて興味深かったです。 また長谷川さんが男芸者をで相手する話など、今まで読んだどの旅行記には無いようなネタでいっぱいでした。
でも一番面白かったのは、長谷川さんのお母さんの話ですね。 老舗旅館で真夜中に新婚さんの部屋に迷い込んでしまったり、遠く海外の地では牧師さんをさしおいて司祭を行ってしまったり。 マンガよりさらに上を行っています。 この母上あったからこそ、サザエさんという名作が生まれたのでしょうね。
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