10年ほど前にゲームをプレイして今までにないくらい感動し、サントラも欲しかったのですが探し始めた頃にはすでに廃盤になったと聞いていて、もうあの音楽は聴けないとほとんど諦めていました。それが今回リメイク・アレンジバージョンまで入って再販されたとネットサーフィン中に知って、即注文しました。
早速聴いてみて、アレンジバージョンのあまりのクオリティの高さに本当に驚きました。特に1曲目の「ただプリフィアは散る」のアレンジバージョンは何度聴いても全く飽きない名曲です。リメイクバージョンも音質がSFC版から格段に向上していて文句なしの仕上がりです。もちろんSFC音源も全曲収録されています。まあSFCの音って今聴くと少し音がこもっている感じはありますが、そこは当時の音源そのままということですから文句をつけるところではありませんね。曲自体はどれも本当に素晴らしく、ゲーム発売から10年以上経った今でも全く色あせていません。星5つくらいの評価では足りないくらいで、もう星10個くらいつけたいほどです。マイナーなゲームだったので知っている人は少ないかと思いますが、これぞ隠れた名作といえる作品です。CDだけでも多くの人にぜひ聴いてもらいたいですね。
ネバーランドカンパニーSFC三部作サウンドトラック復刻シリーズの第2弾。同社の最高傑作とも名高い『カオスシード』の全楽曲を収録している。また歴代のアレンジすべてに加え新規に2曲収録しており、ファンは必携である。
全体的な曲調はゲームに合わせて中華を意識させるが、非常に独特な解釈でつくられており面白い。ゲームサウンドへの評価における最近の流行である「ゲームを離れて曲単体を聴くだけでもいい」タイプのものではさすがにないが、同様に中華を志向したよくあるゲームサウンドとは一線を画す趣があり、10年もの月日を経てなお新鮮さを保っている。
先行した同サントラシリーズの『エストポリス』は、どれも短い曲にも関わらず軒並み1ループしか収録していなかったり、いくつかはなぜか1ループ半という半端なところで曲が終わったり、ブックレットに誤字が散見したりと、長年待ち望んだファンにとってちょっとがっかりしてしまうような粗があった。それに比べると、今回の『カオスシード』は目立った汚点はなく、手堅いつくりといえるだろう。
ただ、曲数の関係上全曲1ループしか収録されていない。『エスト』に比べてやや長めの曲が多いとはいえ、欲を言えば、SFC版の音質を上げたバージョンであるSS版の曲だけでも2ループ収録されていたら、非の打ち所がなかったのだが……。
船戸さんの画集は発売されていないのです。 というわけで、このゲームにハマっていた自分。 「船戸さんの画集として」 「カオスシードのコレクターアイテムとして」 この二点から買わないわけにはいきません(笑) かなり薄いです。110ページほどなので、値段として高いとは思います。 内容的には、なにやら元気がでてくるテンションなので、暇があればパラパラめくって読んでいます。 カオスマニア以外には高いお値段ですが、マニアには最高の本です。 船戸さんのカラーいっぱいでうれしくて泣きそう(笑)。機会があれば読んでみてください。
謎窟がさっぱり解説で、当時のセガサターンマガジンの方が詳しいと言うぱっとしない本。 シナリオクリア条件を知るには便利ですが、この本だけで「怒龍の剣」が取れる方には、芸文社の本をお勧めします(スーファミ版ですが)。
急遽もう一冊別の出版社から出る本が発売中止になったのでそのあおりかも知れませんが、もう少し頑張って欲しかったです。 「土功の怪」でヒロインを助ける条件…くらいしか、長所がないのですが、サターン版は本書しかないので、星2つオマケしてこの評価です。
サントラの内容以前にまず最初に言わせて頂きますが2006年現在でプレミア価格で4〜5万ほどするため入手するのは困難です。
サイトロンからGAME SOUND LEGEND SERIES(復刻版)として、ゲーム音源完全収録、アレンジなどを含んだバージョンアップ版とも言えるサントラが出ていますのでそちらを購入する事をお勧めします。
このサントラはゲーム中に使われていた曲がかなり収録されていません。
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