ギリシア・ローマ世界の代表的な史料のエッセンスとしてミケーネ文明からローマ帝国末期までをカバーしており、当時の代表的な史家は大体顔を出している。またそれにとどまらず碑文資料や当時の書簡など、普段日本語ではお目にかかれない史料も載せられており、その点でもたいへん興味深い。 この本は大学で教科書として使用する目的で書かれているので、当然の事だが資料の背景状況を知っていなければ楽しめないが、それも高校の教科書程度でよいだろう。それよりも、あの歴史家、この小説家がどのような史料を使って記述していたかが"ピン"と来る楽しさもある。 実用的な使い方としては、ギリシア、ラテン語の読解の問題を出されて、どう日本語に訳したものか悩んでいる学生や、聞きかじりの知識をもとに授業にケチをつける生意気な高校生をヘコませるたい先生等にお勧めできるだろう。 しかし何といっても、当時の人々の息遣いを感じる事ができる1次史料を、この値段で楽しめるのが何よりも貴重だ。
本編2時間半ぐらいですが、長くも感じなかったし、素直に素晴らしかった。無理やりな東北弁がかわいくて笑っちゃいますが、キャストそれぞれのキャラが立っていて迫力もあります。ワダのオッサンキャラ、セトの腹話術、アラキの可愛さと色気。鴉04よりもコメディの要素が高くなっているので見比べると二倍楽しめます。時は幕末、各藩が次々と降伏していく中、新政府に対抗して「新たな独立国を造る」という仙台の下級武士と「手柄を上げれば武士になれる」と武士に憧れる者達の奮闘劇。仲間を信じる、自分を信じる。現代が忘れている日本人らしさを思い出させてくれます。途中ホロリとさせられ、最後は号泣しました。百聞は一見にしかず、ぜひご覧あれ。
「デリシャス」の頃からドリカムは離れていたのですが、ワンダーランドのライブなんで、買ってみましたが、やはり良かった、感心です。バックには、ギターにデビッド・T・ウオーカー、ドラムに村上ポンタさん、キーボード大谷幸さん。大谷さん以外は初めて(?)の豪華メンツ。特にデビッドは、ソウル、ブルース、フュージョン系がメインなので美和さんのソロならともかく、ドリカムと合うかが気になっていましたが、どうしてどうして、マッチしています。逆に、彼の実力がより際立ちます。デビッドとポンタさんはソロコーナーもあります。ファンはご安心あれ。また、やはり美和さんのパワーが凄い。表情がいい。アンコールの「眼鏡越しの空」は、なんとメンバー全員のアカペラ。これがいちばん感動しました。それにしても、美和さんって、いつまでも元気で若いなあ。自信をもってお薦めします。
24/7というシングル曲をモチーフにした短編映画と曲のクリップ、出演者インタビューなどから構成。目玉は短編映画であろう。 24/7という曲はドリカムがこれまで数多く歌ってきた大人っぽい恋愛ソングで、短編映画も吉田美和と剣太郎セガールが演じる男女の恋愛が主題となっている。 ドリカムの2ndアルバム(90年ごろ)が出た頃に、ある評論家がドリカムの曲に出てくる男女はセックスの関係にあることを連想させる、と指摘していた。今にして思うと鋭い指摘で、その後の吉田美和の歌詞は抽象的ながらかなり際どい、セックスやエロティックな世界をも志向するようになっていった。この短編映画はその方向での映像編といえる。 発表時に話題となったとおり、吉田美和が肌も露にベッドシーンを演じていて、もともと独特のセクシーさを持つ女性だがそれがぴったりはまっていて、画面に匂い立つようなエロスを感じさせる。歌手自らがセックスを連想させるシーンを演ずるというのは考えてみればなかなかのことで、それだけ曲に対する思いいれが深いのであろう。ドリカムの音楽世界を知るのに重要な作品である。
「デリシャス」の頃からドリカムは離れていたのですが、ワンダーランドのライブなんで、買ってみましたが、やはり良かった、感心です。バックには、ギターにデビッド・T・ウオーカー、ドラムに村上ポンタさん、キーボード大谷幸さん。大谷さん以外は初めて(?)の豪華メンツ。特にデビッドは、ソウル、ブルース、フュージョン系がメインなので美和さんのソロならともかく、ドリカムと合うかが気になっていましたが、どうしてどうして、マッチしています。逆に、彼の実力がより際立ちます。デビッドとポンタさんはソロコーナーもあります。ファンはご安心あれ。また、やはり美和さんのパワーが凄い。表情がいい。アンコールの「眼鏡越しの空」は、なんとメンバー全員のアカペラ。これがいちばん感動しました。それにしても、美和さんって、いつまでも元気で若いなあ。自信をもってお薦めします。
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