大変面白い書籍となっております。ただ、連載を読まれていた方には、「サービス」不足かもしれません。 1点興醒めだったのが、「左卜全」に「ひだちとぜん」とルビが振ってあった箇所。家元の発言内だったので、敢えて家元がその様に発音した可能性も無くはないでしょうが、その場合は脚注等が必要でしょう。 植木等さんのご葬儀の際、新聞紙上での芸能仲間のコメントで植木さんを「植木やん」「植木ヤン」と呼んでいるものが多数見られ、おそらく芸能部のデスククラスが植木さんのニックネーム「植木屋」を知らない世代となったのだなあ、との感慨を感じたことがありますが、それに似た寂しさを感じました。 家元の発言内ですし、是非再販に持ち込んで訂正版の出版にこぎつけたいので、初版本の購入をどうぞよろしく!!
石原慎太郎原作(石原裕次郎デビュー作) で主人公は、長門裕之と南田洋子です。 岡田真澄他その後もご活躍の面々達。
その時代を過さなかった私には、 当時の風俗が面白いです。 スポンサーにレナ〇ン商事とあります。 昼、街で女の子に声かけている服装、 夜の街に出かける皆の雰囲気。 女の子達の水着はワンピースだけでビキニは未だ無さそうです。 で、ディンギ―に目を遣るとみんなウッドです。 (ヨットの事はそれ以外わからない。御免なさい。)
有名な障子に突き立てるシーンも有り升。 (そうと知らなければ分らないだろうけれども)
でも、 オジサンになってから大人の目で見ると、 自分自身や愛する人を大切に出来ない主人公達の未熟さが 自らを顧みさせて沁みて遠い目になってしまいます。 そして其の部分が (当時の宣伝文句を けっしてそのまま受け容れる事は出来ず) 寧ろ この作品をごく古典的な青春映画へと形作っています。
日本映画が嫌いでなかったらお勧めです。
この20年間にぱちんこ業界に起こった様々な事件を、細かい事実関係はもちろん、
その時の当事者間に存在したニュアンスまで伝える渾身のルポルタージュ。
筆者の意見を極力排除した内容であるため、ぱちんこ肯定派にとっても否定派にとっても
理論武装のアイテムを目の前にずらりと並べられた印象だろう。
読んで受ける感想は人それぞれだろうが断言できることがひとつ。
今後のぱちんこ業界に関するいかなる議論もここに書かれた事実を踏まえてからでないと
何の意味も持たない。
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