この曲はクリスマス・ソングのアルバムでは“When A Child Is Born(幼子が生まれたら)”という題名でいろんな歌手が取り上げていますが、ポール・モーリアのは彼らしい明るく軽やかな演奏になっていますね。 既に2枚組のCD『ダイアモンド・ベスト(UPCY-6204)』を所有しているので5曲ほど重複するし、音もその2枚組のほうがいいのですが、それには入っていなかった曲、3、5、7、8、13、14、なども聴けたのがよかったです。 特に3、白い渚のアダージョ、はゆったりと流れるようなピアノ演奏が素敵な曲ですし、7、夜明けのカーニヴァル 13、渚のプレリュード 14、ポール・モーリアのR&B、などは軽快なアレンジと演奏がカッコいい。 他の方のレヴューにもあるようにベスト・アルバムとは言い難いですが...。 余談:本当は“哀しみのソレアード”をポール・モーリアではなくハーブ・オータさんのウクレレ演奏で聴きたかったのだけど、CD化は多分望めそうにないので...。 1975年に日本で録音されたLP『Feelings/ HEAB OHTA(ハーブ・オータ/華麗なるムード・ウクレレの世界)』(キングレコード:GP-264)に“ソレアード”として入っていました。 当時、夕方の時間帯(6時〜6時半)に謀テレビ局の天気予報のバックに流れていて、とても良かったのでレコードを購入して今も所有しています。 他にもタイトル曲“Feeling”や“パパの時代(Temps De Mon Pere)”など、まるで子守唄であるかのように穏やかで優しいオータさんのウクレレ演奏がバックのオーケストラと共に聴ける、今となっては貴重なLPです(歌謡曲っぽいのも混ざっているので、好きな曲は半分ほどですが)
猫を追った旅DVDシリーズの3作目として、前2作に劣らずすばらしいドキュメンタリーになっています。撮影者と現地の方の微笑ましい会話をナレーションで通訳しながら聞かせてくれるシーンもあり、より旅映像らしい作品です。猫に対してのアプローチはより大胆に、積極的に行われています。野良猫をつい追いかけてびっくりされてしまうなど、猫好きの方なら経験のあるシーンも。
撮影、ナレーション、音楽は全て前2作と同じスタッフの方が担当されています。今回もまとまりが良く、見ていて退屈しません。町の歴史、美しい建造物、そこで実際に暮らしている野良猫や飼い猫、町の人々の表情。自分も一緒に旅をしているかのような錯覚はこのシリーズの最大の特徴でしょう。
環境映像として流し見て楽しむのではなく、ドキュメンタリーとして世界遺産とその町の暮らしを見ることのできる作品、前2作を視聴した方なら必見です。
美しい景色だけでなく、そこに住んでいる方の表情、個人的にはおばあさんとお孫さん(女の子でかわいい)の写真の表情が気にいりました。真っ青な空と白い景色、とても癒されます。
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