死神姫10冊目。おめでとうございます!!! 今回は、短編集です。
「たとえ生まれ変われなくても」……ルアークの誕生日の話。 「あなたにありがとう」……レイデン主従の話。(ティルナード目線、一人称) 「私がお姫様だった頃」……オーデル夫妻、苦い恋の話。(エルティーナ目線) 「灰色の想い」……バルロイ&レネの話。(バルロイ目線) 「そして二人は、いつまでもいつまでも」……ライセン夫妻の話。(カシュヴァーン目線)
私が、涙もろいだけかも知れませんが、すべての話でホロリときてしまいました。 『死神姫』の登場人物たちは、皆、個性的で、基本的に明るくて、いい人たちばかりです。 登場人物たちの掛け合いは本当に面白くて、こちらまで笑顔にしてくれます。 でも、なぜか、一緒に涙まで出てくるんですよね。感情輸入しすぎなのでしょうか?f(^^; 正し、その“泣き笑い”は苦いものではなく、幸せな気持ちになる“泣き笑い”です。 それぞれが、“過去”とともに、今を生きようとして、笑っている姿には、本当に勇気付けられます。
本書の短編はどれもステキな話ばかりでした。 ルアーク、ジェダ、ライセン夫妻の「家族」の絆にはいつも泣かされます。いろいろあった「家族」ですが、“絆”の力は最強です!! ティルナードは本当にいい成長をしたと思います。これからもまだまだ成長していきますね。 オーデル夫妻は相変わらずですが、エルティーナ様はただの「お姫様」じゃありませんから! きっと、末永くやっていくだろうと思います。 レネは、バルロイにとって、きっと、唯一、一番、信じられる相手です。今は違う形の“絆”も、形を変えてくれる日が来るかも知れませんね。 カシュバーンは、アリシアと出会って、本当に変わりました。「お姫様」が愛してくれるなら「怪物」は「王子様」にも負けない(はず)です!!
「みんなで! いつまでも! 幸せでありますように!!」
最初の2行で「ママが〜」「あたしは」(あたし!)に、これは携帯小説か、とびっくりしました。
ですが、リズムがよく読みやすいので、そのまま読み続けると、これはなかなかおもしろい。
主人公の気持ちがダイレクトに伝わってきて、どきどきします。
いつのまにか、完全にベラと同化し、エドワードが見つめてくるシーンでは、こちらまで緊張したり、のぼせたり(笑)
いい年した大人なんですが、久しぶりにティーンの頃に戻れました。
とってつけたような表現(ここはくすっと笑う場面ではないのでは?)や、矛盾するところ(目に警戒を浮かべていると書いてあるのに、嬉しそうに笑っているという表現とか)はありますが、細かいことは気にしないで読めば楽しめます。
この物語は、最終巻に近づくにしたがって、俄然おもしろくなります。
訳者も、徐々に表現が上手になっていきます。
この巻で止めるのは惜しい本です。
ヴィヴァルディ:四季
意外と簡単な曲も含まれています。
ただし、Nigel Kennedyなので、音に装飾が沢山ついていたり、
スピードも劇早でめちゃくちゃ楽しいです。
CDに合わせて弾くこともお勧めです。
冒頭からスリリングな展開です。
カレンファミリーによるベラの誕生日パーティで予想外の事件が発生し、
ベラとエドワードの関係が不安定になり、ついにはエドワードが苦渋の決断をするのです。
いよいよ二人の関係に進展が?と思わせておいて、いい意味で読者を裏切ってくれますね。
ただ、エドワードの登場シーンが激減していて残念。
代わりにジェイコブがベラとからんできて、キーマンとなっていきます。
5巻はエドワードの登場は望めません。ですがジェイコブの秘密が明らかになり、
またまたベラはトラブルとアクシデントの渦中に!
6巻までは、エドワードの所在や気持ちがわからないので、ますます目が離せませんよ。
はたして、ベラはエドワードと再会できるのか?望みは叶えられるのか?
前作も今作「new moon」も先に原書を読んでいるので先行きは知っているのですが、
それでもページをめくる手が早くなってしまうほど、引き込まれます。
翻訳は原書に忠実に訳されていますので安心して読めます。
が、英語でのエドワードの甘いセリフも素敵なので興味があるかたはゼヒ原書も!
かつてジミ・ヘンドリクスがエクスペリエンスでその才能を遺憾なく発揮してくれたことが、タイトなブルース・ロックはトリオで聴くべし!と定義し、スティービー・レイボーンもそれを継承してくれた。ジョン・メイヤーのギターテクニックとボーカルは以前から気になっていたけれど、いまひとつ自分の求めるものではなかった。しかし、ついにTrioのバンドを結成してくれた!アルバムのっけからレイ・ボーンではないか!ブルーノートからペンタトニックに変わるフレーズなんてのはジミヘンのお得意芸を見事に再現してくれてる!!まだ彼は若いっ!Trioをベースにした活動でどれだけ可能性を見出してくれるか!?とても、楽しみ!失礼ながら私はこのアルバムを彼のデビューアルバムとしたい。それほど、このアルバムは素晴らしいっ!
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