夏場にパックで置いといて飲みやすく、配送してくれるので助かります
科学の進歩は著しく、新しい概念や物質が登場し、それらに対する名付けが必要になる。そしてそれが他言語に訳されるとなると、色々と問題が生じてくる。本書は49の翻訳語をとりあげ、それらの諸問題について考察を深めていく。 やや揚げ足取りに使いのではないかと思われるものもあるが、目から鱗が落ちる点も多い。そもそもその科学的な意義や内容に誤解があったり、日本にはない自然現象であったり・・・科学の進歩になかなか言葉がついていかない現状がみてとれる。中には重大な危険性をはらむものもあるようだ。 解体新書の例も挙げられているが、真摯に外来の科学やことばに向き合い、適訳を与えるのがのぞましいのは当然だが、なかなかそれも難しいようである。翻訳というのは、すぐれて創造的な知的営為ということなのだろう。
1986年3月15日に公開された、超新星フラッシュマンの劇場オリジナル作品です。本作には、豹のジャンプ力・ゴリラのパワー・蜘蛛の動き・鷹の目・イルカの素早さ・犬の嗅覚を持つ最強の獣戦士ザ・ガラゴスが登場します。フラッシュマンの専用バイク・フラッシュホークや、タンクコマンド・ジェットデルタ・ジェットシーカーといったメカニックの活躍が堪能できる一編となっています。物語のキーとなる子犬も可愛いですね(笑)。
この巻で一時はパワーが消去されたフラッシュマンのパワーが復活した上にパワーアップを図ります(前巻収録の第30話から今巻収録の31〜32話)。 他には自分を看病した女性に自分の母の面影を感じるブン(第34話)やジンの命日と思わせる所(第38話)や、次作のマスクマンで登場を果たすイガムとイアル姫役の人が登場する話(第40話)等、もう目が離せないストーリーがてんこ盛りです!!
ドーキンスが妄想だとターゲットとしている神とは、主にユダヤ教、キリスト教、 イスラム教といったアブラハム宗教の神です。彼はこの3大宗教を全篇にわたり 手厳しく批判を繰り広げています。あまりの手厳しさに対する読者の疑問のために 「なぜそんなに敵愾心を燃やすのか?」といった章まで用意されています。
批判の論調も科学者らしく論理的で隙がありません。意地悪で皮肉に満ちている のは原本に忠実にという訳者の功績でしょう。
端から見ていてもアメリカのキリスト教原理主義にはイスラム教原理主義と同様に 困惑する事が多いのですが、こんな精神構造になっているのかと納得がいきました。 現在、アメリカの政治は票田としてのキリスト教会、資金源としてのユダヤ ロービーストにがんじがらめになり、常識的な意思決定ができない状態にあるのでしょう。
本書がアメリカでアマゾンの売り上げトップ10に入り、730通の書評が集まっていることから、 多くのアメリカ知識人は頭では分かっているのではと期待してしまいます。 しかし、教義が物心ついたときから恐怖心を利用して刷り込まれるため、 無神論者になるとカミングアウトすると、私たちの想像を絶するほどの疎外感や 孤独感を味あわなければならないのでしょう。
現状打破に対する提案も盛り込まれており、クリスチャンでない私としては 至極真っ当なことを主張している感じる内容でした。
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