Aqua Timezの音楽には不思議な力があると思います。
自分がすごくしあわせだったり、元気でなにもかも順調なときよりも、
むしろ、なにかに悩んでいたり、がんばっているつもりなのに空回りしていたり、
人との関係が思うようにいかなくてすごく悲しかったり・・
そういうときにこそ、ふっと心のなかに入ってきて、昔からの友だちのように
「その気持ちすごくわかるよ、無理しなくていいよ。」って
そばで笑って勇気付けてくれるような・・・
このアルバムも、最後まで通して聴くと、気持ちがかるくなって、
もういちど、目の前にあることから、一歩一歩がんばってみよう。
前を向いて歩いていこう、そんな気持ちにさせてくれるようなアルバムです。
氷室京介はヒムロックといわれる通り、ロックの世界に独自の世界を打ち立てましたが、バラ-ド曲にもそれは遺憾なく発揮されています。 この曲は「ディアアルジャノン」と並ぶ氷室京介を代表するバラードです。こんな格好いいバラードを作れるのは氷室京介以外にはそういないと思います。 是非、聴いてみてください。
氷室自身が大好きな歌詞と言ってる様に、男が自分の愛する人に対して求める物を表現した歌詞ですが、自分も同じ事を思いました。特に【打ちのめされた時、隣にいるだけでいい、痛みを分けあえたらそれでいいから】という歌詞に共感しました。これは簡単な事の様ですが、現実には振られたり、いつかは死別するわけです。その単純な事でも日々の生活で忘れてしまいがちですが、人間にとって一番大事な感情だと思います。自分も窮地に陥った時に愛する人に傍にいてもらえる様な男になれるよう頑張ろうと思わせてくれるのは、やはり私自身が氷室を同じ男として憧れているからでしょうね(笑)氷室のいままでの生き様とあの氷室独特の歌声がこの歌を歌うからこんなにいい曲なんだと思わせられるのは、流石ヒムロックという感じです。カップリングのミッドナイトイブもシングルバージョンでアルバム収録とは別の歌い方をしています。個人的にこの曲の歌詞で【いまふれるぬくもりに間違いなんかないいつだって】とう歌詞にはやられました。この曲は歌詞メロディともに私の中では最高ランクです。バラードのメロディでは一番好きかもです。堕天使も捨てがたいですが。感傷に浸りたい方に是非!(笑)
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