母子家庭で働きながら3人の子どもを立派に育てた長友りえさんの、 長友家流子育てを紹介した、エッセイ風の読みやすい指南書です。
仕事がら10代の優秀なアスリートの卵に会うことがあり、彼・彼女らの多くが、 「親に感謝したい」という言葉を恥ずかしがらずに口にするのを目の当たりにし、 なんて人間ができているんだと感心します。
目に見える技術的なことや偏差値もちろん大切な基準でしょうが、こういう「心の育て方」という部分は、 アスリートになるにしろ、サラリーマンになるにしろ、人間として安定して幸せになるための、 まさに「根っこ」になる一番大切な部分だと確信しています。
かの有名な365日のマーチの、「幸せは、歩いてこない」という言葉が本の中で 引用されていました。
幸せは、親が無理にあてがうものでもなく、 子供が親の目を意識してプレッシャーから装うものでもなく、 子供が自分で決めて、こういう幸せが欲しいと、つかみとるものです。
親も心の中では必死に迷いながら、されど子供の前では決してぶれないで、 干渉しすぎず、いつも明るく涙を見せず、大丈夫だよ、と子どもの気持ちを大切にして、 信頼して送り出すその強さ・・・
子供は安心して前を向き、自分の「本当にしたいこと」に向かって進むことができる。 ぶれない母と、甘やかしとは違う、信頼に満ちた愛情。 これほど、将来長期にわたって子供を幸せにする特効薬はありません。
私は、アダルトチルドレン予備軍で、世間的にはよい大学を卒業し、安定した職業についても、 自分の人生をいつまでたっても自分のものにできず、人の目に惑わされ、大人になってから苦労しています。 アダルトチルドレンの連鎖が怖いから、子育てには不安があります。
自分が大好きな人は、まっすぐな努力ができる。 そして人のことも心から好きになれる。 幸せの源を、私のような人間にも教えてくれます。 長友選手の家族との写真もいくつか掲載され、エッセイ風で読みやすい。 子育てに迷われている方や、自分の生き方に迷っている方など、幅広くおすすめしたい本です。
10周年記念の出版物なので、イヤーブック等のデータベース面、攻略的要素を求めるとガッカリするかもしれません。 10年前から最新VERまでを振り返った構成なので、WCCFを最近はじめたプレイヤーには、間口が狭い気もします。
反面、数年来のプレイヤーにとっては、カードや開発に関するエピソードが、随所に記載されており、当時を懐かしんだり、振り返る楽しさがあるかもしれません。
操作感もかなりリアルになっていて 個人的には4点でもいいかと思うけど、日本チームが でていないので残念。
僕はサッカーをしているが、あまりうまくなれない。 そんなときに、この本に出会って、母子家庭で育ってきた長友選手の生き方を見て、とても励みになった。 元気がないときには、この本を読もうと思う。
長友選手 ありがとうございます
ガンダムのEDが目に浮かびますね。まぁEDと謳ってますから曲が限定されるのはわかるのですが、少しでいいから挿入歌をオマケに入れてみても良かったのでは?中途半端な曲数だと思いますし他のと買うとカサが増してしまい割高なような気が・・・
|