譜読みが面倒ですが、自分で納得できる早さに仕上げていく中でテクニックも得ることができ、仕上がれば演奏会で弾ける!お得な曲集と思います。
ピアノの練習を永続して続けていくための秘訣や、音楽関係の仕事に対する姿勢などなど、音楽と長いお付き合いをしていくためのノウハウが満載。今の仕事を極めるために努力することで道はおのずと開けてくるというメッセージは心に響く。
十六年前の阪神淡路大震災から生まれた『しあわせ運べるように』と同じように、今回の東日本大震災の被災地東北で生まれた曲『あすという日が』。私がこの曲を初めて聴いたのは、TBS系列の番組の中でした。聴いた途端に涙が溢れて来ました。復興への決意が伝わって来る歌詞に、目頭が熱くなりました。神戸から東北へ…歌声が紡いだ絆は、必ず復興への光となってくれると信じています。
パートナーさえ見つかれば、さぞ楽しく演奏できるはず。ただ、かなり弾ける人でも初見でせーの!と弾けるレベルではない。(カプースチンだから当然ですが)意外と少ないカプースチンの2台ピアノ。貴重である。
以前、NHK-FM「名曲リサイタル」で聴いた演奏が忘れられず、カプースチンのこちらのCDを購入しました。川上氏の演奏の美しさにすっかり魅了されました。ピアノの録音状態もよく、川上ワールドとカプースチンの音楽世界の深さを堪能させてもらった1枚でした。
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