内訳は、茶事の概説に始まり、各月の茶事に合わせた料理写真が12ヶ月分で120頁、 料理の調理手順の解説(写真なし)が60頁、茶事の作法が60頁です。 私は、料理の供し方を中心に、茶事の作法の部分を読みたくて買ったのですが、 茶懐石より茶事全体に興味があるという方は茶道の入門書を読まれる方が良いでしょう。
基本的には料理写真を見る本でしょうが、著者の高橋さんのまえがきによれば、 茶懐石は亭主が主体となって客をもてなす茶事の一部なので、 走り過ぎない控え目な料理とするよう心がけていらっしゃるということで、 独創性が高い料理を期待される方には必ずしも費用対効果が良い本とはいえないと思います。 元が月刊専門料理という雑誌に掲載されたものということですから、 料理に強い興味の有る人又は職業人向けなのでしょう。
それでも、料理と器の美しさは目を引くばかりであり、 特にこれまで使いづらいと思っていた交趾焼の皿が活き活きとしている様には驚きました。 内容・価格共に万人向けでは無いですが、私はかなり満足しました。
子供たちの大学進学を切っ掛けに、夫婦だけの夕食に懐石風に使って居ます。
ソニーレーベルの有名所をずらりと並べた楽曲集。
グレン・グールド、五嶋みどり、宮本文昭、ヨー・ヨー・マ、ワルター、クライバーと聞けばそのヴァリューが読み取れる。
聴かせ所が上手に織り込まれた上に、もっと聞きたくなるような仕掛けがあるようだ。
のだめカンタービレで大きく注目された音楽を、より身近にしてもらえるような選曲。
ベストと呼ぶにふさわしい、また全曲聴いてみたいと思わせるだけの、力のこもった盛り合わせです。
名曲のクライマックスだけ欲しい人、カタログ的に名盤を鳴らしたい人には言う事なし。
指揮者やオケ、ソリストのファンを拡げるベスト版です。Afternoon TeaのBGMには最適。
向付はタイの昆布じめなど基本的なものから、丁寧なレシピで紹介されています。 分量やレシピも細かく、また火加減や使う材料のプラスアルファのコツなどが載っていて便利。
懐石の順序や必要な道具、主菓子や干菓子の作り方、特殊な茶事での料理の違いなどのテーマもとても参考になります。
釜飯がとってもおいしく出来て 買ってよかったと思います。 価格も安いのでおすすめです。
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