表紙もフリオ、裏表紙もフリオ(胸毛付き)の写真です。 ファンの知りたいあんなことやこんなことが満載です。でもファンでないとかなり読み辛いものかもしれません。 表紙のフリオの笑顔があまりにも素敵なので、星一つおまけしました。
昔、レコードをもっていましたが、引っ越しなどで行方不明に!テレビでフリオを見て聞きたくなり購入。 やっぱり、フリオはいいね!!!
ビギン・ザ・ビギンが大ヒットして一気に有名になりましたが、当時から凄く独特で良い声をしているなぁ、と感心したものです。 最近また懐かしくなって聴きたくなり、どのアルバムを選ぶか迷ってこの一枚を選びましたが、良い選択でした。 比較的新し目のものまでカバーされており、ベストアルバムとしてもお勧めだと思います。
主人公が最初にパラドゥールという南国の架空の小国へ訪れた際の祭りシーンが見ていて楽しい。ブラジルサンバ級のド派手な衣装。
また、心臓発作で倒れた軍事独裁者だった大統領を、肉の冷凍室に日本製の牛肉達と”保冷”しておく発想はアメリカ人らしい。
主人公がまんまと”大統領”になりすまし、次から次に改革を繰り返す。 最後には再び”祭りシーン”が登場するのだが、ストーリーの流れは実に楽しい。
主人公である”役者”の口を通し、随所に有名な映画のシーンやセリフの引用が登場するが、いわゆるおちゃらけパロディー映画よりも、「キチンと作ってある。」と言える。
セリフの中に非常にユーモアが光る作品。
「大統領になりすませだって?ロバートデニーロか、ダスティンホフマンに頼めよ?」
フリオ・イグレシアスが日本で名を広く知られる様になり、また英語圏へ進出の為か英語でのアルバムが多くなる前の、母国語での伸びやかな曲が揃っている。ゆったりとしたメロディーの愛情あふれる名曲集である。日本人歌手のカヴァーも当時ヒット。
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