最初の第一声から、魂が震えます。小手先だけのテクニックではない何か、それはシャンティクリアの「神への信仰」だと思います。さすが声のオーケストラ、シャンクティクリアの素晴らしい演奏の一枚。表題の「深い河」何度繰り返しても魂がふるえ、涙が止まりません。それでこの廉価。クリスチャンの方、宗教曲が好きな方、ニグロスピリチュアルが好きな方、アカペラが好きな方にお勧めいたします。買って絶対損しない一枚です。私の行っている教会で牧師さんにこのCDをお聞かせしたら、牧師先生が大ファンになってしまいました。というわけで・・私のシャンティクリアのCDは今全部教会にあって(^。^;)教会の方々に聞いていただいております。
映画化不可能といわれたこの作品を見事映画化した意味は大きかろう。会社更生手続中の日航にとっては「泣き面に蜂」となった訳だが、日航が落ち目だったからこそ映画できたともいえる。
で、肝心の映画の出来はどうか。渡辺謙の熱演は良かった。御巣鷹山事故の遺族の悲しみも良く表現できていたのではないだろうか。しかし、202分もの長尺だった割には、迫力に欠く、人間ドラマを描き切れなかったといえよう。その原因は?ひと言で言えば狙いを絞りきれていない。「善玉」と「悪玉」を明確に分け、物語を展開するのは山崎豊子の特長だが、映画では、三浦友和演じる行天が「悪」を演じきれなかった。日航の闇の部分への踏み込みも足らなかった。恩地一家の家族愛も表面的で、映画の中核とまではなれなかった。要するにすべては中途半端だった感がある。
過去、山崎豊子の社会派小説を3度映画化した山本薩夫の作品はどうだろうか。「華麗なる一族」が211分と「沈まぬ太陽」より長いだけで、不毛地帯は181分。白い巨塔に至っては151分。それにもかかわらず、見終わったときに強い感銘が残った。
国営のそれからスタートした日航の経営は、まさに、役所体質。
それ故の不条理が描かれています。
脚本に関しては、山崎さんが“ナタで切ったような本にならないか?”と言ったそうです。
でも、人間描写の妙は損なわれてはいないと感じました。
「傾いた月」がすごく好きです! 何度聴いても飽きないのが不思議です~ 発売してから結構経ちますが、未だに何度も聴いています♪ ハモリも綺麗です、御二人の声の相性が良いのかな? 寝る前に聴いているとあまりの心地よさにいつも眠くなってしまいます、勉強中は聴かない方が良いかも?(笑
ふざけた所がなく、全体的にていねいに描かれていてとてもよかった。
医療ミスの発覚の仕方、そして訴訟への道のりは無駄なく進んでいくし、バックの役者も大杉蓮、京本政樹、尾藤イサオなど安定感がある。
準主演の松雪泰子も「きらきらひかる」とは違ったクールながらも熱情的な役をうまくこなしている。しかし、吸ってるタバコがショートホープとは、かなりのヘビースモーカーかもしれない。
音楽は吉俣良。「きらきらひかる」にも通ずるテンションを持った曲と心に訴えかける音楽にまたしてもやられたって感じ。
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