当代切っての名ギタリストたちの競演です。 全てインストなので、ギターの醍醐味を存分に味わえます。 疾走感、爽快感、心地よさ、ギターを愛する人もそうで無い人も、 スカッとしたいときには、この一枚。 ドライブのお供にもお勧めです。 ただし、ノリ過ぎてのスピード違反にはくれぐれもご注意を。
発売された当初は、吐き捨てるようなジャック・ブレイズの歌メロが気になって
入り込めませんでした。
10年近く経って聞くと、こーゆーのもアリかなーぐらいに感じます。
時代背景でしょうね。
2000年、Brad Gillisのソロ2ndです。
前回のソロ作「Gilrock Ranch」では、全10曲中・8曲がインストだったのに対し、
今回は、全10曲中・8曲が「歌もの」になっています。(真逆です!)
レコーディング・メンバーは、
Brad Gillis (G, Vo on tr. 1,2,3,5,7, NIGHT RANGER), Gary Moon (B, Vo on tr. 4,6,9, NIGHT RANGER),
Kelly Keagy (Dr, NIGHT RANGER) の3人が中心になっています。
他の参加ミュージシャンは、Derek Sherinian (Key, DREAM THEATER) などなど。。。
見てお分かりのとおり、「3人・NIGHT RANGER」みたいになってます。
楽曲は、NIGHT RANGERの面子だけに、
「適度にポップ感のある聴きやすいメロディ & ベテランによるロックな演奏」という感じで、どの曲も一定のクオリティを持ってます。
しかしながら、申し上げにくいのですが。。。コレといった曲が無いです。
Brad Gillisのアーミング・プレイは、さすがに聴き応えがあります。
また、Derek Sherinianのkeyもいいです。(tr.10だけですが。。。)
「Brad Gillis ファン」「アーミングの参考にしたいギタリスト」向けですが、
ソロ1st「Gilrock Ranch」を先に聴かれるのが、一番のオススメです。
元ナイトレンジャーのギタリストの片方のソロアルバムである。これはなんか不思議なアルバム=グレッグオールマンが参加してるからだ。でもその曲はたいしたことなくて。このアルバムの重要なポイントは、なんとカーマインアピス=ドラムとデレクシェリニアン=鍵盤=ドリームシアターを解雇されていま現在はイングヴェーのバンドに加入している天才鍵盤奏者。デレクはこのアルバムで多くの曲を一緒に書いている=そうもうお気付きのかたはわかるとおもうが「イナーシア」ににているんだな、これがかなりね。だからすげえかっこいいし、テンションも高い。ジャズフュージョンが好きな人にぜひともおすすめである。ハードロックオンリーな人にはまじで退屈なアルバムであるからね。ジャズロックファンにはたまらない10)Gilrock ranchがいいすね。ジャズロックファンは聴くべし、イナーシアでデレクのファンになった人も聴くべし。
1st〜3rdまでは2002年Remasterで発表されることが予想されたNRのSHM-CDですが(その通りの音源でしたね)、Big Lifeは長々と廃盤扱いだったことや事前のRemaster情報が皆無だったことからSHM-CD購入に悩みましたが、国内紙ジャケっちゅうことで一応買いました。
(もともとこの作品のレコーディングは音質が良かったんですけど)聴いてビックリ、Remasterされているかどうかは明言できませんが、手持ちの輸入盤CD比で、音の広がりがあり、分離が良くなっている上に、しっかり録音レベルが上がっているので、1st〜3rdを聴いたあとでも違和感なく聴き進めます。
3rdで失った信頼(ロック魂)を取り戻した4thで、2曲ほどイマイチな出来も否定できませんが、単体の楽曲クオリティは1st & 2ndを上回るものがあります(1-2-3-5-6-8の出来です)ので星5つです。
「SHM-CDで何度も何度もリリースするな」とご立腹の貴兄にも、このBigLifeは間違いなくお薦め申し上げます。お手元の旧盤CDより満足感は高まるはずです。
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