西郷隆盛の評価は現在では時代に乗り遅れたとか、維新後の日本に対してビジョンがなかったとかいろいろ言われるが、やはり同時代人にしかわからない偉大さ、人間としてのスケールの大きさがあったのであろう。山本氏はそれを日本教の殉教者として説明する。勝海舟との阿吽の呼吸による江戸城明け渡し、担がれての西南戦争、西郷を日本教の体現者と考えれば確かに良く理解しうる。
日本教の基本理念は人間であり、神様を親と考える。神との契約を守らなければ養子の立場に立てなかったユダヤ人との違いである。日本教においては神と人との関係は肉親的であらねばならず水臭い関係であってはならないのだ。日本ではやくざ社会だけでなく親分子分の関係が幅を利かし、会社も良い上司とは親のように面倒をみてくれる人である。
三十年前に読んだ本ですが、今読み返してみても山本七平の洞察力には舌を巻く。ユダヤ人は神の養子だったのだ。実子に成れたのはキリスト以降であろうか?
テレビ番組でケルティック・テイルを聴いて、いいなと思って購入しました。ケルティック・テイルもそうなのですが、ハンドというギタリストの作曲した曲が哀愁を帯びていて良いです。村治さんはニューヨークで自分の道を模索中なのかな、と感じました。
23話から2クール終了の26話まで収録されています。
今巻はどちらかと言えばタマオ寄りの話を纏めている感があります。
23、25、26話でちょっとだけタマオの活躍が観れます。
ちなみに25,26話は1クール目と同じく2話連続。
1クール目よりは話的にキビキビしているので星は落としてません。
今回のお気に入りは24話。
タイトルこそはカノンVSキルミンズっぽいですが
内容を観るとナギサとパルスを中心にして進みます。
その中で『絶滅種の存在理由』という本の内容をナギサに語るパルスの
『人間の勝手な言い分が書いてある』という台詞は思わずドキッとします。
今迄視聴してきた人には分かるネタと思いきや最後のパルスの回想を観れば
初見さんにも多少分かりそうなので、この辺のフォローは流石だなと思います。
4クールの折り返しでダラダラするのかと思ったら現在視聴中の3クール、4クール目の
布石がキチンと置かれていたり、相変わらず動物の生態や環境問題など端々に出て来る
良作アニメです。
追記みたいなものです。
今迄薄い薄いと思っているブックレットですが今回も薄いです。
が、今回から声優さんのコメントを載せてくれています。
まずはリコ役の悠木碧さんのコメントですが、薄いブックレットから中身が濃いブックレットに
なっているので、購入された方は一度目を通して貰えるとキルミンのちょっとした製作現場の
内容などが分かるかも知れません。
昔、持ってたのですが海外に移住した時に人に預けたのですが日本に帰国した時、その人が何処かに引越しして連絡できなくなって取り戻しができなくなりました。昔のCDなので入手できないと思ってましたが新品の在庫を有してるショップを発見したので早速注文しました。昔、何度も聴いてたので懐かしいです。今でも通用するリズム感なので勧める事ができる商品です。ただ、他のショップで取り寄せしてもメーカーと問屋に在庫が無いのでほとんど入手不可能ですので今回、迷わず注文しました。ちょっと金額が割高ですけどまあいいかなって思ってます。
歴史のタラレバものは、誰しも興味がある。
もし坂本龍馬が生きていタラ。 小早川秀秋が関ヶ原で裏切らなけレバ。。。
比較的新しい時代では、やはり太平洋戦争のタラレバだろう。 何度かの局面での日本軍の(後の時代からみると)ドジとしか思えない戦略。 あそこでこうしていたら。ああしていなければ。。。 今の時代に生きる我々は、(自分がこうして生まれている以上)それなりに、今の歴史を満足して受け入れているわけだけど、でも、あのとき歴史がこうなっていれば、その後の時代はどうなっていたのか、と言う興味は誰にもある。
本作は、そう言った、太平洋戦争を題材にしたタラレバものの一つであるが、史実と異なる方向に進むことを、タイムスリップ少年の存在でそのきっかけにしている。 たまたま立ち読みしたイブニングで面白かったので、では最初から読むかと購入したもの。 まだ1巻2巻しか読んでいないので、微妙にまどろっこしいところがあるが、ま、それはこれからに期待しよう。
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