この映画は1931年に公開された作品のリバイバルで1960年に公開されており、正義感の強い新聞記者かつ弁護士のヤンシー・クラバットと妻のセーブラの半生が描かれている。
冒頭のオクラホマにおける土地獲得レースから始まって、新聞社の設立、インディアンへの迫害に対する鋭い非難など、裕福な家庭の娘であったセーブラは型にはまらない夫のヤンシーに振り回される。そんな中で時代は流れ、西部開拓時代は終わり、アメリカ社会は発展の道を辿っていく。
ストーリーも面白いが、この二人の軌跡を通じてアメリカの歴史の断片を見ることができ、興味深い作品であった。
雄大で美しい大地を気持ちよさそうに駈け巡る自由な馬達の世界が表現されている 自分もその場所にいるような感覚になる とても綺麗な色のタッチと走る馬とバックの広大な自然が見事に調和されている
まだ純粋な心をもった人間と自然の中を自由に走り回れていた人間の手であらされていなかった時代の事が良くわかります 歌も良いですよ 愛だの恋だのではなく 意味のある歌詞になっています
とにかく1度見てみて下さい 疲れた心にエネルギーをくれると思います
しいて言えば馬がしゃべる所が有るともっといいと思うのですが。。。
アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’98年度ベスト・ノヴェル(最優秀長編賞)受賞作である。ジェイムズ・リー・バークは’90年度の同賞も『ブラック・チェリー・ブルース』という作品で受賞しており、本書で2度目の受賞に輝いた。
ハードボイルド小説の魅力はその主人公にあるといっていいだろう。本書のビリー・ボブはそれにまさにうってつけの人物である。41才の彼は、警察官とテキサスレンジャー(テキサス州公安局承認の半官半民的捜査員)を経験したのち、連邦検事補を経て、今はテキサスのとある郡庁所在地であるデフスミスという田舎町の弁護士だ。彼にはテキサスレンジャー時代に誤って相棒を撃ち殺してしまったことと、かつて愛した女性との間にできた子供が今は他人の子として成長し実の親子の名乗りを上げられないことの、ふたつの過去がある。
物語は、彼の悪を憎み正義を貫くため、頭に血がのぼり我を忘れるほど暴力にのめりこんでしまったり、それらの暗い過去の亡霊や曽祖父・祖父との血のつながりから、それではいけないという矛盾や葛藤を自身の中に抱え込み、みずからをストイックに律しようと苦悩したりする姿が描かれる。
事件は、くだんの息子が容疑者となったレイプ殺人、留置場から脱走した前科者が焼き殺される事件、保安官の惨殺事件などだが、息子の無実を信じるボブの調査や法廷でのシーンを通して、地元名士の親子の確執、胡散臭いメキシコ人麻薬捜査官、自分の過去と関りのあるらしい凶悪な前科者、ボブが恋心を抱く保安官助手、隣人の息子とのこころのふれあいなどのエピソードを交えながら、ボブの、われわれが常識で知る弁護士とは全然違う生き様を、深く、時には暴力的に、時には詩情豊かに謳い上げてゆく。
本書は、謎解きの興味は脇に置かれているものの、癒せぬ傷を抱えた男の誇りと哀しみに満ちた、読み応えのあるネオ・ハードボイルド・ストーリーである。
人生に対し「刺激」を求める男心と「安らぎ」を求める女心を
オクラホマの歴史を交えながら描いた歴史映画であります。
(「西部劇の時代」から「近代劇の時代」へと転じるアメリカの姿を
のぞき見ることが出来る点も見逃せません。)
同じ大きさのブランド手帳を数々チェックしましたがタイムスケジュールが書けるのはコレとあと1種類のみでした。 表紙的にこちらの方が好みだったので購入♪
毎日書く欄はことごとく使わない(日記は続かない)ので気に入ってます☆
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