昭和のタレントの中では、稀有な立位置だった岡崎友紀。他のアイドルと一線を画すのは「限りなく実像に近い虚像性」、「こんな子いそう」の親しみやすさ。一躍、ブラウン管(古っ!)の寵児に躍り出た。しかし、造りこまれ過ぎたキャラは、彼女の棲息できるフィールドを限定することになった。 そんな彼女のTVアイドル時代のヒット曲集、昭和の煌めきが凝集されている。往年のテーマソングシリーズも網羅されているが、意外と聞きものはカバー曲。言わずと知れた荒井由実の「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」(セリフ入りは明らかにアレンジミス)、平山三紀の「フレンズ」等オリジナルを昇華し、YUKI OKAZAKIへの転身の兆しを見せる。 その後、忽然とシーンに登場するロングラン・メガ・ヒット「ドゥ・ユー・リメンバー・ミー(本作には収録されていません)」へと続く。リボン、キタキマユとカバーもヒットしたが、そろそろセルフ・カバーのリリースもいいのでは? サディスティック・ミカ・バンドで演ってくれないかなぁ。
中学生の頃、岡崎友紀が大ブレークしたきっかけとなった学園ホームコメディ。今見ると、俳優さんが若い若い。主演の岡崎さんも50歳を超えてしまっているが、このDVDには、溌剌とし、天真爛漫な少女が生き生きと飛び回っています。40代以上の人には懐かしい作品です。個人的に、ファンだったので、すぐ買いました。フィルムの色あせなどは無いのですが、所々にキズやノイズが残っており、オリジナルフィルムからのマスタリングをもっと丁寧にして欲しかったのが残念。下巻も同じなのでしょうね。でも、ファンなので、買います!
発送も早くて、とてもきれいな状態で届いてとても満足しました。
岡崎友記といっても今日日の若者にはピントこないでしょうが、キタキマキ「Do you remember me?」ならご存知でしょうか? オリジナルは岡崎友紀です。
岡崎友紀といえば「おくさまは18歳」などのホームドラマのイメージが強かった感がありましたが、80年突然YUKIという覆面歌手としてこのシングルをだしスマッシュヒット。続く「メランコリー・キャフェ」も同じくスマッシュヒット。そしてこのアルバムをリリース。 加藤和彦プロデュースでカバー2曲を含む内容ですが、ずばり名盤です。理想的なコンビといっていいでしょう。全体の収録時間は若干みじかめですが本当に繰り返し聞ける内容です。安井かずみ+加藤和彦コンビ4曲、大貫妙子+竹内まりあコンビ1曲、大貫妙子作詞作曲1曲、岡崎友紀+岩倉健二コンビ1曲、岡崎友紀作詞作曲1曲と完全にアーチスト状態です。おくさまは18歳の主題歌のオチャラけたベタベタの歌謡曲の香りは微塵もありません。ファルセットを使用したのも斬新な感じでした。
CD化は実は今回で3回目。 最初はアナログ盤のみ 初CD化は破格版Q盤 2度目はSONYのWEBで復刻された。2曲追加(B面1曲。A面1曲)。 3回目となる今度は2番目にさらに「Do you remember me?」のインストを追加でSHM−CD化、2013年デジタルリマスターとさらに進化。 と思ってたら、商品届いてビックリ紙ジャケット化されてました。解説文もついていてブックレットもなかなか充実。紙ジャケットの写真も明らかに今までと色合いが違う感じです。持ってないけどアナログ盤に近いかもしれませんね。好みもあるでしょうが、彼女がお人形さんのようで妙にリアルで気に入りました。
SONYさんの復刻盤を買いそびれた人は絶対買うべきです。ちょっと金額が高いかなと思いながら予約しましたが、この内容なら納得できます。良く考えるとSONYさんは3,150円でしたのではるかに安いのでした。これはおすすめ。
オープニングの洗練されたブラスのイントロからぶっ飛んでしまいました。アーティスト名、ジャケットに惑わされることなかれ!、まさしく、西海岸系 Japanese City Pop の名盤です。 楽曲の質の高さと適度なスピード感、しっかりとしたサウンドワーク…。全編を通じてスタイルを崩さない姿勢が、捨て曲なしの至宝盤を生んだのでしょう。 とにかく、先入観なしに聴いてみてください。このアルバムが、ヴィヴィッド・サウンドから復刻されている理由がわかるはずです。
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