このレビューを記載している今現在、妻から頼まれて生後3ヶ月の息子をあやしているところなのですが・・・・、子守りの際に、息子が眠たいのにもかかわらず、ぐずってどうしようもないとき、落ち着き寝入るのがこの協奏曲集であることが最近判明した。ハイドンでもヘンデルでもなく、モーツァルトの、それもこのバイオリン協奏曲のCDなのである。 一般に、しばしばモーツァルトの曲は胎教に良いと言われている。おそらく、乳児でもそうなのでしょう。もちろん個人差が大きいと思われ、我が家の息子に限った話である可能性も高い。しかし、我が家にあるバロックから古典派までのCDの中で、ムターのバイオリン協奏曲に反応して、1.、2分抱っこをしてゆらゆら歩くだけで、すぐ寝入ってしまうというのは、なかなかスゴイと思う。
私は弦楽が専門ではないので詳しいことは述べる能力が無い。しかし、決してオケから乖離すること無く、オケの厚み、深みと、ムターの瑞々しい音色が一対となりつつ一体となり、すばらしい。1番の第2楽章の弦の響きなどは、春の暖かい風が心地よく感じられるようだ。BGMとして軽く流すのはもったいない、しっかりモーツァルトを味わいたいと思うCDだ。モーツァルトの曲の優しさがムターの音色で存分に味わえた。
別の盤ですが、彼女の演奏に関し掲題の表現をされた方がいます。私はさほど過激では有りませんがこの演奏は最高に評価します。ただし銀、やはり金メダルはナージャ。でも好きです。たっぷりと聞かせてくれます。メンコンを10枚近く聴いてしまった結果です。技術的には優れているが運動会みたいな人、表現、気持ちの入り方が透徹しているが女性っぽくない人、おしゃれな表現?だけど、など優れた演奏もありますが、ソプラノ楽器の聞かせどころを上記2人が聞かせてくれると思います。ナタン・ミルシテインを聴いておりませんのでそれはご勘弁願います。ただ、恩師カラヤンの伴奏がちょっともったりしすぎのところが有るのが最大の難点。そこで4点です。
確かに、この本に掲載されている写真の90%以上のものは、初めて見ました。 また、ムターや、キーシンの感動的な文章には感銘を受けました。 写真と共に、カラヤンの知らなかった面を見させてもらい、この巨匠への思いが深く、強くなりました。 ただ、残念なことに、モノクロ写真が中心で、明らかにカラーであるはずの写真もモノクロです。 カラー写真は、ごく僅かしかありません。
CDは数枚持っているが、演奏の姿を手元に置いて置きたかった。 性格のきつさがわかります。 とりあえず1本あれば購入価値ありです。
ロンドンフィルとのCD盤でも美しい演奏を聴かせてくれたが、カメラータザルツブルクとの共演によるこのDVDはライヴならではの即興的閃きと、オケとの親密な音楽造りが映像を通じてとても楽しめる作品となっている。
ボウイングの美しさは見とれるほどだし、充分チャーミングな遊び心もある演奏なのに作為的なところはみじんもなく名歌手がアリアを歌っているかの如く変幻自在!カデンツでの胸のすくようなパッセージも見事!
映像、音楽的内容共に一華二華もある作品に仕上がっているのでBGMなんかにしても楽しめます。
CD盤にあった協奏交響曲がないのが残念。
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