昔懐かしいファミコン時代に発売された探偵神宮寺三郎が4作遊べてお得感ありです。ただ、ゲーム自体が全く昔のままなので、最近のゲームに慣れている人は戸惑う事があるかもしれません。
P122「多くの人は幸運というものを誤解している。誰の生涯にも一回は巡ってくる幸運は、天からの栄光のラッパのようなもので、一回その音を聞けば、あとは何もしなくて言い極楽である、と。・・・そうではない。幸運は自ら作り上げるもので、そのチャンスが幸運になるかどうかは、一回一回の機会について、一回ずつの勝負である。」
テレビでも頻繁に報じられ、いまや人気絶頂の旭山動物園。一度は閉園に追い込まれ、市民のボランティアに支えられ再開園し、黒字経営にまで立ち直った到津の森公園。本書は、二つの動物園の園長の対談を基に、「幸運」を自ら戦って勝ち取った二つの動物園の経験した苦難と成功を描いた物語である。
テレビでは旭山動物園の「ハード」面に焦点が当てられがちであるが、本書から見えてくるものはむしろ「ソフト」面の重要性である。実際、旭山動物園園長の小菅氏をはじめ、様々な関係者たちの熱意、気配り及び創意工夫の数々にはただただ圧倒される。また、極力動物達を自由にしようという方針も素晴らしい。「動物たちが辛そうに見えたらその動物園は負けだ」という氏の言葉を聞かせてやりたくなるような動物園が世の中どれほどあることか・・・
到津の園長岩野氏のエピソードも興味深い。エンターテインメントが多様化する現代、採算の取れない動物園の経営には困難が付きまとうが、そのような中、氏の動物園の使命についての深い哲学には恐れ入るばかりである。
二つの動物園の物語を通して、大切なのは設備ではなく人なのだということが実感できる。設備や動物を見るのもいい。しかし何よりも成功を勝ち取った関係者達の努力の跡を見るために両動物園にいつか行ってみたい、そう思わせてくれるとても面白い読み物であった。
歌詞もジャケットも、どんどんシュールになっていく。曲調はクールでシニカルになり、マイナー・コードが多くなった。私は、今作が非常に好きだ。印象的なベースラインの「Circadian Bird」PVをTVで見て、すぐに買った。 人間には年齢に応じたステージがある。いつまでも10代の純粋さや20歳前後の屈託のなさを歌っていることは出来ない。何を訴えているかわからない、という批判もあるだろう。だが、何を訴えたいかなんて、自分にもわからないのだ。ただ、その訴えの切実さが音となって響いてくるかだ。私には響いた。 UKIは、ここではないどこかへ行こうと歌っているように聞こえる。そんな場所はどこにもない。でも、行きたい場所は確実にここではないのだ。音楽を奏でるときだけ、その扉は開くのだ。
実際にこのフリーライブに行ったが、非常に良かった。
彼の生声が良かったのはいうまでもないが、それ以上にライブの雰囲気が非常に良かった。
彼と親交のあるゲストが多数参加してくれていて、本当に楽しそうな雰囲気を作ってくれていた。
このライブを一番楽しんでいたのは、間違いなく歌っている彼自身だろう。そんな彼がつくるライブは、本当にいいライブだったと思う。
DVDなのでどこまでライブ感が伝わるか分からないが、それでもぜひ見て頂きたいライブDVDである。
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