CDアルバムを購入しましたが、Amazonさんでは知らぬ間にMP3アルバムなんて始めたんですね!しかもiTunesストアとは違ってDRMフリー(ファイルのコピー回数に関する制限なし)のうえ値段も安い!!!次回からMP3アルバムにします。 種さんのアルバムは一作目の「いっしょに、ねっ。」から聴いています。途中、何度となく振り落とされそうになりましたが、気がついたらこのアルバムまでついて来てしまいました。。。ここまできたら、アルバムを出し続ける限り、ついて行く所存です。
この映画は、最初に見たときよりも2度目、2度目よりも3度目と、 見るたびに違った感動をもたらす。石田ひかりの演技も素晴らし かったが私にとって今、最も心に残っているのは、姉の想いだ。 姉妹や兄弟というのはいとおしさと嫉妬、競争心の絡み合ったとても 複雑な関係だと思う。誰もが認める優秀な姉と、親も含めて誰もが だめな子と見なす妹。でも、姉が成長を止めてしまったら・・・ 姉の想いは、妹が能力を発揮し始めるにつれ、複雑なものへと変化 していく。妹の成長は嬉しい。自分だけが妹の能力に気付き、 それが発揮されないことにもどかしさを感じていただけに、誇らしく もある。でも、一方でもう成長できない自分はやがて追い越される。 嫉妬も感じる。妹がひとつひとつ、自分を超えるたびに、自分の影が 薄くなっていくことのさびしさ。こうした苦悩を中嶋朋子が見事に 体現した。 最後に姉が消えたのは、妹が姉を必要としなくなったとも取れる。 そうであるならいいのだが。私には、妹の成長によって居場所を なくした千鶴子が、自ら消えざるを得なかったように思えてならない。 見方を変えるといろんな物語が浮かび上がる。大林映画の最高傑作の ひとつだと思う。
身近にある雑草と言われる植物の薬効と利用法が詳しく書いてあります!
写真もカラーで解りやすいです。
こんな本を待ってました!!
外資系の転職のかかわる、さまざまな局面でのたくさんの 事情を、丁寧に丁寧に書き綴ったガイドです。
ただ、本書を読むと、実にさまざまなことを考えてしまいます。
「凡人が生きていくには、ここまでして会社に入って働かねば ならないのか?」
本書は、就職・転職希望者の立場から、採用企業側、採用担当者 が、本当は何を考えて、どう反応し、どう行動するのか?ということが、 応募書類の書き方、履歴書を巡る考え方、面接の注意、面接の類型、 採用担当が考えていること、内定、条件交渉、内定してから、入社して からその後の行動の注意まで、実にたくさんの内容が盛り込まれています。
それは、もう、正解がない中を、自分に最適な仕事、仕事場、環境、 人間関係、給与、幸福、働き甲斐を求めて戦う、一回限りの真剣勝負に 全人生をかけると言っても過言ではない、壮絶な戦いです。
その果てに本当に正解、人生の目的、幸福はあるのか? それはわかりませんが、少なくとも、転職者にとって、応募企業の応募 ポジションは、「最適な人材が採用されるわけではない」という衝撃的 な、しかし、いかにも人間くさいメカニズムが解明されています。
逆説的ですが、本書を読むと、新しい経済社会で、会社組織の一員として 忠誠心をもって「ぶら下がっていく」生き方が、人生で唯一の生き方と は限らない、という思いが強くなったかもしれません。
ところどころ、欧米、特に米国型の採用シーンや労働環境ならではでは ないか?いかにも米国人の転職の話だなあ、と思うところも散見されますが、 根底にあるのは、企業組織へ新しい人間が転職するという、そこにある 普遍的なメカニズムなので、ますます米国型にシフトする日本企業の ケースにも、当然当てはまります。
本書は、英誌エコノミストのブックオブザイヤー2010に選定されているそうだ。 過日読んでいた潜入ルポ 中国の女の末尾に、大飢饉の際に土を食べて飢えをしのいだ(食べない者は死んでしまった)老女の話が出ていたと記憶している。漠然と「とんでもないことが起きていたのだな」との認識はあったが、ここまで悲惨な状況であったとは知らなかった。 著者の見立てによると、この大躍進政策による大飢饉で約4500万人もの方が命を落としているのだという。 その方々が、どのようにして悲惨な最期を遂げていったかが、淡々と語られているさまは背筋が寒くなる。 社会主義を二度と蘇らせてはいけないのだ、強くそう思う。
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