現在は活動休止中の梶谷美由紀さんのアルバム。 独特のかわいく気持ち言い歌声の12曲、サエキけんぞうさんのプロデュースで楽曲の完成度も高いです。 名曲”ルージュになりたい”他、TV番組の各種テーマも収録されており、お買い得の一枚です。
前作「Flying New Asian」以来、ケルカンのアルバム2枚を聴いた後どうしていたのか、覚えていません(汗が、2010年末にこの新作が出ていた事を知り、ようやく耳にする事が出来ました。 「(本家)しりとりをする恋人たち」と「Hung Around 1」と「同2」、「ディンドン・ディンドン」が期待を裏切らない素晴らしい出来です。 前作や「東京的Vol.1」が好きなファンなら、気に入ると思います。
なおジャケ裏と裏スリーブに晴男氏からと思われるメッセージがw
阿久悠作詞、森田公一作曲による日本歌謡を代表する名曲。日本レコード大賞を受賞しただけでなく、さまざまな場面で「和田アキ子」の名前を決定打にさせた一曲でもあります。このシングルは、新たなベスト版に収録された野崎良太によるjazztronikのリミックスをメインに、過去リリースしてきたさまざまなバージョンをコンパイル。やはり注目はジャズトロのアレンジ。かなり軽めですが、それはそれでOK。このアレンジで何度かTVで歌ってるアッコを見ましたが、気持ち良さそうに歌っている反面、かなり歌を乗せ難いサウンドだな〜と思いました。彼女の歌手活動に対するシビアなムードはまったく変わりようがなく、「売れない」という一言で「歌手という存在」自体を否定する人々が日本には多く要るようです。過去、彼女のレコードもミリオンはなく、トップ10に入った曲もないと記憶していますは、それはそれ。あくまでもセールスはおまけ的な存在だと思います。歌手とは表現者であることを日本人はいつから忘れてしまったのでしょうか。是非彼女の「歌」を聴いてください。
ピチカートが(1)でメジャーになって以降の歴史をたっぷり詰め込んだCD。最初は、いかに良質なポップスを再構築して表現するかといった「歌モノ」重視からはじまって、1曲聞き進むごとにちょっとずつ「クラブ系・DJより」になっていくのがありありとわかります。2枚目の後半で歌モノとクラブものが融和されて「いい感じ!」と思ってたら解散ですわー。でも、それはそれでいいんじゃないかとも思います。
初めて聴いたときは全くこのアルバムの意図がわかりませんでした。解散後に聴いてみてようやくわかった。たぶん「ピチカート=トーキョー」ていうアイコンを打ち出して解散に向かったんだなぁって。だってこれほど日本・トーキョーを意識したアルバムってかつてなかったと思う。死ぬほどに明るい、野宮真貴嬢が見えないくらい多彩なゲスト。このお祭り騒ぎで賑やかに解散に向かったピチカート。シングルはシングルで聴いてください。
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