一巻を手にとって以来、どっぷりとはまってしまいました。 読んで思ったのは「マンガってほんとにすごいメディアだな」 ということです。 漫画の"可能性"というものを再認識させられました。 ただの漫画では感じられない凄みがこの漫画にはあります。
一部回想シーンでの登場を除いて三船は一旦後景に退き、山本五十六や大日本神民党、米軍機械化兵部隊など、新たな組織や人物が恐らく今後物語をふくらませていくであろうシーズとして登場してくる第二巻。
単に生身の人間世界の物語として描いたのであれば、物語にこれだけの重厚さは付与され得なかったであろう。その意味で、「機械化兵」という着想のもつ異化作用(効果)を巧みに操る作者の手練には脱帽する。
リアルタイムストラテジー(RTS)の初心者向けの簡略バージョンといった趣き。文明、文化の要素をほとんど省略し、戦略戦術部分に特化している(武器の発明、設計や武器製造に関する技術や資源採掘能力にレベルがあるが、その他の文明度?を測る尺度はなし)。 リアルタイムストラテジーとは、(ウォー)シミュレーションゲームの一種だが、ゲームボーイウォーズなどのようなゲームで採用されているターン制ではなく、実時間(リアルタイム)で自軍の操作を行なうゲームのこと。 この分野(RTS)のゲームは、PCゲームとしては数年ほど前から流行してきているが、あまり家庭用ゲームでは発売されていないため(発売されていてもPC版の移植で敷居の高い場合が多い)、慣れていない人も多いと思うが、本作品は!導入のチュートリアルが親切だし、それほどの難易度でもないので、RTSに興味のある方は手を出してみられてはどうだろうか?(他にも少し毛色が違うが、GBA版「ナポレオン」(任天堂)もRTSに近い印象)RTSの魅力の一端に触れることは可能なので、本ソフトで自分に合うかどうか、判断することも可能。 ただし、既にRTSに慣れ親しんでいる人には、若干物足りない可能性もある(各ユニットの移動時における思考能力の無さや、戦闘シーンの単調さ、戦況の変化のスピードなど)が、GBAによる「携帯性」「簡便性」を考慮に入れると意外と気軽に楽しめるかも。敵の残骸からパーツを採取、研究し、そこから新兵器を開発…というのは面白い。 通信ケーブルを用いての対人戦が可能。セーブファイルは三つ。
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