題名通り、、、
若い人が選挙で投票しないことにより 国会議員も、若い人向けの政策をとらないで ツケを未来に、つまり若い人に回している、、、 といった内容のことが主に書かれています。
実行されていないマニフェスト 官僚、公務員、天下り、といった内容も 取り上げられています。
内容は結構わかりやすいと思います。
そこで若い人に 「もっと投票に行こう」と呼び掛けているのですが その方法がなかなかユニークかな、と思います。
確かに、国会議員を選ぶにしても ごくごく限られた情報しかもっていない一般市民には このような方法で投票するのも 理にかなっているのかもしれません。
中身は読んでのお楽しみといったところでしょうか、、、。
一票の力は小さいのかもしれませんが 今のこの政治の現状を「良し」とする若い人は 果たしてどれだけいるのでしょう、、、。
こういう考えもある、くらいの気持ちで読む分には なかなか良い「選挙投票入門」なのではないでしょうか。
「世代間格差拡大の本質的な問題は、高齢者と若者の間の損得といったことではなく、われわれの経済社会の制度・システムが制度疲労を起こしており、持続可能性が失われつつあるということにある」。
年金、医療、雇用形態の変化、所得、社会負担、少子化、就職難、同世代格差、生活保護、経済成長の鈍化、失業保険、教育、就業支援、待機児童、保育施設、女性の就労支援、巨額な財政赤字、移民政策、各国の制度の紹介、様々な提言。
世代間格差を総合的に検証し論じた本。抑制された文体で事実と論理を積み上げて書かれており、ひと言で言って中身が濃い。様々な調査結果や意見を紹介しながら、いろんな視点からこの問題の本質を明らかにしている。核としてある認識は、これは単なる世代間の対立ということだけでなく日本国の持続可能性に関わる深刻な問題だという危機感である。尚、世代間格差の要因としては、前半で以下の5つが挙げられている。 ・人口構造の変化 ・若者に頼った財政システム(社会保障制度の賦課方式など) ・日本特有の雇用慣行 ・近視眼的な政策対応(経済対策、公共事業) ・経済成長の鈍化
終盤にまとめて書かれてある提言には、ありきたりなものと、賛否が分かれそうな思い切ったものが混在している。基礎年金を税方式へ移行する。2階建て方式として2階部分は積み立て制にする。年金給付の抑制策の導入。消費税増税。相続税増税。医療制度は軽微なものと多額の治療費を要するもので変える。一般家庭医制度の導入。積極的労働市場政策の強化。政府の歳出削減。第二子以降への支援を子供の人数に応じて増額して手厚くする。子供をたくさん育てた夫婦が年金も多くもらえるようにする。高度な知識を持つ移民の受け入れ。ただ、著者が対策としてその重要性を強調している経済成長をどのように実現するかについては、もうひとつはっきりしたものは浮かんでこなかった。
いずれにせよ、世代間格差は日本が抱える様々な課題と密接な関係を持った現象であることを改めて実感する機会になった。
ほぼ全てのカードが女の子で可愛いです。 私はワダアルコさんの絵柄でヴァンガードを始めることを決めましたが、この箱はバミューダ△しかでないのでデッキを作りやすいと思います。 RRRが箱の数しか出ないためそこだけは個人の運になりますが、三箱くらい買って残りはシングルカードで買うのもありかもしれません。 自分は五箱買って、四枚積みたいカードが軒並み三枚だったためデッキ完成まではいきませんでした。
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