寡聞にして、朝日軍のことは店頭でこの本を手にするまで知りませんでした。 裏表紙に書かれている粗筋通りの作品です。ストーリーやエピソードも予測できるものでしたが、このような「逆境をはねのけて活躍する」話は個人的に好みですので、甘く星5つです。原作も読んでみたくなりました。
「やったろうじゃん」・「冬物語」等、青春ものの傑作をお書きになる原先生の最新刊。
今までとの最大の違いは、主人公が女性ということです。
でも、キャラクターは間違えなく原キャラです。
主人公、渋井杏子(名前の読み方はコミック読んでね(笑))。
仕事はやる気が無く、東京で楽しく生活を夢見るが、結局は地元の過疎町役場勤務のOL2年生。
地元出身で野球界のスーパースター、日笠満をつかって町おこしをしようと考える町長にはめられ、町おこしの特命室長にさせられてしまう。そんな彼女の町おこし奮闘記。
杏子ちゃんが、1巻冒頭と1巻の終盤の2カ所で、海で泣くシーンがあるのですが、泣いている理由が全く違います。
ここが圧巻です!!
仕事で嫌なことがあった人・会社で自分の意思にそぐわない仕事を押しつけられた人、気分転換に読んでみてはいかがでしょう。元気が出る、お薦めの一冊です。
東京に居たが田舎に住むことで自分の居場所を見つけつつある主人公、
一方では生まれた時からずっと田舎に住んでいる栗田美奈子(主人公と同じ学年の生徒)は東京に居場所を探している。
対象的な二人だが、この二人と近い年齢の人ならばどちらかに共感するところがあるのではないでしょうか。
感情や表情を鮮やかに描かれており、ついつい気持ちを入れて読んでしまいます。
私がこの作品を始めてみたときは、F4が大々的に
宣伝されていたのですっかり主役はF4と思い込んで見ていましたが、
うぅ〜〜ん、なかなか仔仔とジェリーが出てこないこと!
ケンなんてほんとちょっとしか出てこない役で
F4迷には物足りない作品かも。
自分が文の立場だったらウハウハな作品でした。
イケメン二人に愛され、周りはF4に囲まれている。
とっても素敵な環境でした。
内容的には、文のピアストとしての成功と
女としての幸せに迷うという感じ。
ピアニストとして成功する文とカメラマンとして
成功するミキオのすれ違いにジェリーが茶々を入れるって
感じでした。
ちなみにヴァネスは美作役と大して変わりない役でした。
私はあまり長々とレビューなんか書く男では無いので、これもあっさりと書きます。
良いですね。
読んでいて、心が暖かくなるマンガです。
さすがは原秀則先生って所ですね。
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