スウェーデンのモダン・メロデスバンド、ソイルワークの2013年作 ノーマルヴォイスを取り入れたモダンな作風で、メタルコアブームの火付け役ともなったこのバンド。 モダンヘヴィネスに接近した前作の流れから、本作では初期を思わせるメロデスサウンドが融合している。 ツインギターのリフとフレーズによる構築性は見事で、Disc1ではオルガン風のシンセアレンジなども含みつつ スローテンポの部分でもダレることなく、軽すぎず重すぎずというメタルとしての格好よさが感じられる。 ノーマル声と吐き捨てを巧みに絡ませるヴォーカルも楽曲アレンジ同様の成熟が感じられ、 メロディックな要素を強めた作風のため聴き疲れはしない。Disc2の方は、モダンな硬質感が強い作風で、 こちらはさほど好みではないのだが、ともかくベテランのレベルに到達した底力を見せつける力作である。
二枚組発売という異例な内容での新作に期待を抱き購入。
一枚目は初期の荒々しさと、ここ最近のモダンなメロディが融合した非常にファンも納得の出来栄えだと思う。 スピーディーな曲も一枚目の方が多い。
さて、二枚目だが個人的に一枚目よりも意外と好きだったりする(笑)
メロディの耳に残る感触、ややスローな曲が割合を占めるが非常に聴き入ってしまう内容で。
決してどちらが良いとは言えないアルバムで、結局この二枚合わせて「living infinite」なんだなぁと実感。
良作です。
ベテランメロデスバンド:ソイルワークの新譜。 素晴らしい出来です、このバンドは相変わらず勢いが衰えませんね。 個人的に嬉しかったのは3rdの頃にやっていたような曲がちらほら入っていた事。 少し値段は高いかもしれませんが、買って損するような内容ではないかと。 「これからもがんばれソイルワーク!」と言ってあげたくなるアルバムでした。
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