2000年に SPE・ビジュアルワークス (ソニー) からリリースされた盤が再発売となったものです。ロンドンフィルによる演奏は壮大で格別、良好な録音作品は現在では都響盤もありますが、やはりロンドンフィル盤がいちばんだと思います。特に繊細でありながら雄大なストリングは文句なく、ブラスを多用するV以降と異なり、ほとんどが弦を主体にするIやIIでは N響や都響との差が顕著です。
さて、ドラゴンクエストI・IIの交響曲版 (ブラス版などを除く) は複数あって、なおかつ何度か再販されていますので、まとめてみました。ご参考まで。
★東京弦楽合奏団 演奏
・BY30-5121・BY30-5136
いわゆる「アポロン盤」。ファミコン版リリース当時のオリジナル盤で、それぞれ 1986年、1987年にアポロンから発売されたものです。N響の録音はともに 1986年。ファミコン版ゲーム基板音源をアポロン盤でおなじみ「ゲーム オリジナル サウンド ストーリー」(ゲーム基板音源を 1トラックにつなげたもの) として収録。I (BY30-5121) の場合、収録時間が余ったのか、さらにシンセサイザー版を収録。
・KICC-6321
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、N響の音源が再発売となったものです。ゲーム基板音源や、I (BY30-5121) のシンセサイザー版は収録されていません。
★ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏
・SRCL 2733・SRCL 2734
いわゆる「ロンドン・フィル盤」のオリジナル。スーパーファミコン版のリリースにあわせて 、1994年に SME (ソニー・ミュージックエンタテインメント) から発売されたものです。ゲーム基板音源 (スーパーファミコン版) を収めているため、Iと IIで別々になっています。演奏は Iが 1991年、IIが 1993年。
・SVWC 7062
「ロンドン・フィル盤」のリマスタリング盤。SPE・ビジュアルワークス (ソニー系; 現在のアニプレックスの前身のさらに前身) から 2000年に再発売されたものです。ロンドン・フィルの演奏部分を 1枚にまとめたもので、音源は 1994年盤と同じ。ゲーム基板音源の収録、別売りはともにありません。
・KICC-6315 【この商品】
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、ロンドン・フィルの音源が再発売になったものです。内容は上記と同じで、ゲーム基板音源の収録、別売りはやはりありません。
★都響 (東京都交響楽団) 演奏
・SVWC 7457・SVWC 7246
いわゆる「都響盤」。それぞれ 2007年、2005年に アニプレックス (ソニー系) から発売されたものです。演奏は前者 2006年、後者 2004年。ゲーム基板音源の収録、別売りはともにありませんが、I (SVWC 7457) の場合、収録時間が余って、ドラクエシリーズの ME集 (都響による演奏) を収録。
・KICC-6300・KICC-6301
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、都響の音源が再発売になったものです。内容は上記と同じで、ゲーム基板音源の収録、別売りはやはりありませんが、I (KICC-6300) の場合、ME集を収録。
ドラゴンクエストIIの交響曲版 (ブラス版などを除く) は複数あって、なおかつ何度か再販されていますので、まとめてみました。ご参考まで。
★東京弦楽合奏団 演奏
・BY30-5136
いわゆる「アポロン盤」。ファミコン版リリース当時のオリジナル盤で、1987年にアポロンから発売されたものです。N響の録音は 1986年。ファミコン版ゲーム基板音源をアポロン盤でおなじみ「ゲーム オリジナル サウンド ストーリー」(ゲーム基板音源を 1トラックにつなげたもの) として収録。
・KICC-6321
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、N響の音源が Iと合わせて再発売となったものです。ゲーム基板音源は収録されていません。
★ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏
・SRCL 2734
いわゆる「ロンドン・フィル盤」のオリジナル。スーパーファミコン版 I・IIのリリースにあわせて 、1994年に SME (ソニー・ミュージックエンタテインメント) から発売されたものです。ゲーム基板音源 (スーパーファミコン版) を収めているため、Iと IIで別々になっています。演奏は1993年。
・SVWC 7062
「ロンドン・フィル盤」のリマスタリング盤。SPE・ビジュアルワークス (ソニー系; 現在のアニプレックスの前身のさらに前身) から 2000年に再発売されたものです。ロンドン・フィルの演奏部分を Iと 1枚にまとめたもので、音源は 1994年盤と同じ。ゲーム基板音源の収録、別売りはともにありません。
・KICC-6315
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、ロンドン・フィルの音源が再発売になったものです。内容は上記と同じで、ゲーム基板音源の収録、別売りはやはりありません。
★都響 (東京都交響楽団) 演奏
・SVWC 7246
いわゆる「都響盤」。2005年に アニプレックス (ソニー系) から発売されたものです。演奏は 2004年。ゲーム基板音源の収録、別売りはともにありません。
・KICC-6301 【この商品】
SUGIレーベルがキングレコードへ移籍したことで、都響の音源が再発売になったものです。内容は上記と同じで、ゲーム基板音源の収録はやはりありません。
Harrisonの素晴らしさは今さら書くまでもありません。 英語は比較的簡明で、非常に良くまとまっています。 ただ、でかいし重い。持ち歩けません。
18th editionにはiPad版があり、私はそちらを購入しました。 highlightやannotationも付けられるし、検索が圧倒的に便利。iPad 3rdの精彩液晶で読めます。 またiOS5の長押し辞書機能が使えるので、読むスピードがかなり上がります。 $199.99なので値段的には少し安い程度ですが、iPad持ちであればおすすめです。サイズは1.2GB程度です。
ロト3部作 I〜IIIの代表曲をロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で収めたベスト盤で、以前 1997年に SME (ソニー・ミュージックエンタテインメント) から発売された SRCL 3565の再リリースです。内容は同じです。
I〜III それぞれ、セレクトされなかった曲目は以下のアルバムに収録されています (括弧内が同様にキングレコードから再リリースされた盤です)。ご参考まで:
・I・II: SVWC 7062 (KICC-6315)
・III: SVWC 7063 (KICC-6316)
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